カメラで写真を撮っていると、超ナイスタイミングな瞬間にシャッターを切ってしまうことがある。
今回ご紹介するのもそんな写真のひとつ。
フォトグラファーのレオン・フーシェ氏が撮影した一枚のヒヒの写真である。
2010年、フーシェ氏が南アフリカ北東部にあるクルーガー国立公園にて撮影していたときのこと。たまたま発見したチャクマヒヒが、なぜかおもむろに左手を上げ、衝撃的なポーズをとったという!!
目を疑ったフーシェ氏が撮影し、その画像をフェイスブックにアップしたところ、その衝撃の風貌で大人気となってしまったのだ!
こうして撮られたのがコチラだ!!!
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Hi everyone, please vote for my photos in the Kruger Magazine Photographic Competition…
Open the post on the Kruger…
ファッキュー
・・・・まるで人間のようである。目つき、顔の角度、けだるそうな体勢・・・まるでギャングスターのような荒くれ者の風格を漂わせている。
作品名は見てのまま、「怒ったヒヒ」とつけられており、現在写真コンペにも出品中なのだそうだ。
また、英デイリーメールの取材に対し、写真を撮った時の状況についてこのように答えている。
「猿真似」とはいったものですね。私がヒヒの近くに車を止めると、彼は左腕を上げて中指を立てたんです。私は目を疑いました!
おそらく、車に乗って見てくる人間に苛立っているのでしょうね。私は驚かさないようにゆっくり近づき素早く撮ったのですが、中指を立てられてしまいました。
とはいえフーシェ氏は、この貴重な瞬間を動物園でなく自然界で撮影できたことも喜んでいるという。
フェイスブックのコメント欄には、「いい写真だな~笑」「観光客たちに対し動物がどう思ってるかわかる貴重な資料だな!」と様々なコメントが寄せられていた。
動物も怒るくらいなのだから、観光客のマナーが悪いんだろうか?どちらにせよ、アニマルウォッチはマナーを守って楽しもうな!ヒヒも中指立てるような時代だからね!