宇宙の音ってどんな音?NASAが全22トラックを公開!
10月末にあのNASAが、ハロウィン用にと、宇宙の音が聴けるプレイリストをサウンドクラウドにアップし話題を呼んでいる!
なぜハロウィン用かというと、なかなか奇妙で不気味な宇宙の音像が、全22トラックも聴けるからである!
こちらがそのプレイリストだ!
(左上のオレンジボタンで再生)
(スマホの場合はSoundcloudのアプリで聴いた方が曲を選びやすい。)
そもそも、宇宙は空気がないので、人間には音は聞こえないが、NASAが聴こえるように変換しプレイリストにしてくれたぞ!
是非ともヘッドフォンで聴いていただきたい!昔から我々が想像していたような、ちょっと不気味で、浮遊感たっぷりで、ある時は悪魔のような低音で攻め立ててくる、いかにも宇宙という音がたくさん聴ける!何だか興奮するぞ!
NASAがいくつかのサウンドに言及しているので紹介しよう!宇宙のことを想像しながら聴くと楽しさ倍増だ!
トラック1-探査機「ジュノー」は木星の咆哮を捉える!(Juno: Crossing Jupiter’s Bow Shock):探査機ジュノーは、木星の巨大な磁場を越えて行った。2016年7月24日、ジュノーは、バウショック(磁気圏と周囲媒質との境界)の音を2時間にわたり録音した。
トラック12,13-プラズマ波(Plasmaspheric Hiss,Plasmawaves – Chorus):荒れ狂う海の波のようなプラズマ波は、リズミックな不協和音を作り出す。NASAのヴァン・アレン帯探査機に搭載されたEMFISIS装置を通して、宇宙空間を越えて私たちは聞くことができるのだ。
トラック10-土星の電波放射(Cassini: Saturn Radio Emissions #1):土星は強烈な電波放射の源だ。これらは土星探査機カッシーニによって記録された。電波放射は、土星の極点近くのオーロラ発生に深く関わっている。地球の北極や南極で見られるものによく似ているのだ。
トラック20-木星の音(Beware of Jupiter’s Largest Moon Ganymede):科学者は、無線信号をより良く理解する為に、音に変換することがある。このアプローチは、「データ可聴化」と呼ばれている。1996年6月27日、ガリレオ探査機が、木星最大の衛星”ガニメデ”に初めてフライバイ(接近通過)した。このオーディオ・トラックは、ガリレオ探査機のプラズマ波実験装置のデータを表している。
トラック6-彗星との遭遇音(Stardust: Passing Comet Tempel 1):2011年2月14日、NASAのスターダスト探査機は、テンペル第一彗星の接近通過により、保護シールドに受けた音を記録している。このオーディオ・トラックでは、塵や小石が降りかかる音が聴くことができる。
不気味?怖い?だけじゃない!音の深みにはまる人続出?
この宇宙の音を聴いた人で、深みにはまった人がいるようだ。ネットの声を紹介しよう。
「宇宙の音。聴き入ってしまう。」
「虚無を感じる。」
「その辺の電子音楽が完敗するほどのクオリティ。」
「漠然と宇宙が好きな人には楽しいぞ。」
「MOTHERやりたくなってくる」
「名盤」
「確かに鳥肌が立つ」
「地球外空間から耳の内部へ」
と絶賛の声が相次いでいる。
秋の夜長に、宇宙への想いを抱きながら聴き入ってみては?
参照元:Soundcloud、NASA