夜道で背後に男の影が!助けを求めるのは警察それともFacebook?

事件

事件は12月10日土曜日、クリスマスパーティーの帰り道に起きた

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スコットランドに住むフィオナ(41歳)はサイクルショップで働いている。さまざまな自転車関連のイベントを企画したりローカルスポーツセンターでクラスを受け持つなどアクティブな女性だ。そんな彼女は12月10日夜、同僚たちと一足早いクリスマスパーティーを楽しんでいた。

パーティーが終わったのは午前1時30分。そんな時間帯だけになかなかタクシーをみつけることができず徒歩で帰宅することを余儀なくされてしまったフィオナ。タクシーを呼ぶためにタクシー会社の番号を検索しようと立ち止まろうとした瞬間、背後に奇妙な男の影が近づいていることに気付いたという。

助けを求めたのはなんとFacebook上での投稿!

怖くなったフィオナは立ち止まることもできずそのまま歩き続けた。そのまま歩き続けることでタクシーがみつかるかもという希望を持ちつつ、日頃から頻繁に利用しているFacebookにこんな投稿をしたのだ。

「Help – I’m trying to get home from Kilmarnock but somebody is following me.」
(助けて!キルマーノックから家に帰ろうとしているんだけど誰かが後ろからつけてきているの!)

「OK.just stop completely for a minute. Near a house. You got a taxi number? I’ll send you one now.」
(誰かの家があればその近くで完全に歩くのをやめてみて。タクシーの番号はある?私が今からタクシーをそこによこすわ!)
「You could take a pic of where you are with gps of phone and we call the police.」
(スマホのGPS機能を使ってフィオナの居場所の写真を撮って!すぐに警察に電話するから!)

真夜中にもかかわらず、すぐに友人たちからたくさんの返信が来た。周囲に助けを求めるように促すものから今すぐ警察に電話するように訴えるものなどフィオナを心配する声が集まった。

約30分ほど歩いたのち、友人によって助けられたフィオナ

恐怖と混乱のなかでただひたすらフィオナはキルマーノックから約2マイル(約3.2km)歩き続けた。Facebookの投稿をみていた友人は車に飛び乗りフィオナを探しに行っていたが、もう少しでスチュワートにさしかかる頃にフィオナを発見した。彼がフィオナをみつけた時、背後にいた男はフィオナに急接近をしていたという。しかし友人の姿をみた途端に男は顔を隠して逃げていったのである。

「The guy ran off when I arrived. I drove on with Fiona to turn at the roundabout and he continued walking fast wirh one hand oer the side of his face. Taxi is a must on these nights out. Got that Fiona Walker!!」
(僕が駆けつけた時に男は走って逃げていったよ。顔を片手で隠してね。夜出かけるときはタクシーを絶対に利用すること!わかったねフィオナ!)

助けてくれた友人の投稿である。フィオナは歩いて帰るつもりではなかったのだがパーティーが終わる時間を想定することができなかったためタクシーを予約することをしなかったのだという。

これからのパーティーシーズンは特に夜道に注意を!

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「This is the scariest thing to read. Glad you are okay.」
(無事でよかった!)
「Hope you report to the police to prevent some other person getting hurt.」
(次の犠牲者がで出ないように必ず警察に報告しておいてね!)
「Thank god for social media.」
(ソーシャルメディアってすごい!)
「You did the right thing and luckily someone was able to come and help you.」
(誰かが助けに来てくれて幸運だったわ!ソーシャルメディアの使いみちは正しかったわね!)
「Well done Allan.」
(アラン助けてくれてありがとう!)
「Also reminds me to always get a taxi on nights out.」
(私もこれからは夜はタクシーを利用するようにするわ)

このようにそれまでFacebookの投稿に釘付けになっていた友人たちからも安堵の声が溢れた。

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警察の担当者は夜出かける際の注意事項をあらためて発表した。

夜出かける時は必ず友人たちと複数で出かけること。携帯やスマホの充電をしっかりをし、どうやったら自分が安全に自宅にたどり着くことができるかを考えること。もし家族や友人が迎えに来れないのであれば個人タクシーを必ず事前に予約しておくこと。

これからクリスマスや忘年会、新年会など年末年始にかけてさまざまなパーティーが企画されるだろう。フィオナが警察に電話をせずにソーシャルメディアに投稿をしたことは正しかったのか判断が問われるところだが、警察の発表にもある通り、携帯やスマホの充電は必ずしておいたほうが良さそうだ。

参照元:MirrorPEXELS

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sugi

海外生活に憧れ日本を飛び出した、考えるのは苦手な即実行型。自称人生経験豊富だがフリスクの開け方をつい最近知った実は箱入りアラフォー娘。

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