今、あるスーパーマーケットで起こった窃盗事件に世間の感心が集まっている。
なんでも、その窃盗犯を捕まえた警察官コンビが犯人に対して、”神対応”ともいえる、素晴らしい行動をとったらしいのだ。
子ども達に食べさせるために・・・。
アメリカのノースカロライナにある、格安スーパーマーケットでその窃盗事件は起こった。
ヒルズボロ警察署はスーパーマーケットから「女がものを盗んだ」との通報を受け取り、ベテランのキース警察官と中堅のキャンディス警察官が現場へ向かったのだった。
犯人が盗んだのは、36ドル(約4090円)分の食料。
その後2人は犯人の自宅を訪れ、窃盗の理由は貧困が原因であること、子ども達に食べさせるためにやむを得ず窃盗を犯した事を知ることとなる。
だが、彼らは警察官だ。いくら貧困が原因とはいえ、罪を犯した母親を見逃す事はできない。彼女は、裁判にかけられ、罪に問われる事となった。
警察官コンビが見せた神対応とは?
もし、普通の警察官ならば、業務はここまでだ。
だが、このコンビは違った。
スーパーマーケットで140ドル(約1万5900円)相当の日用品や食料を購入し、窃盗を犯した母親を持つ一家に届けてあげたのだ!
ヒルズボロ警察署は、この出来事を11月6日にFacebookで紹介している。
***Based upon the overwhelming response, we are asking anyone who would like to donate food or funds to contact their…
そして、そこに書かれていたのは「我々は警察官である前に、人間だ」という言葉であった。
コメント欄は「彼らを誇りに思うわ!」「警察へのイメージが上がった!」「グッジョブ!」など、2人に対する賞賛のコメントで溢れかえっている。
今回の一件を機に、犯人一家に対して支援をする人も出てきているそう。
警察署は、Facebookの投稿を通じて「近くの貧困者への支援サービスに、食べ物やお金を寄付してください。お願いします。」と呼びかけている。
彼らの素晴らしい行動と、「我々は警察官である前に、人間だ」というかっこよすぎる言葉に、グッときた筆者であった。
参照元:Facebook