今の季節、あなたの靴下は逮捕級の臭さになっているかも?
寒さも厳しくなってきた今日この頃。いつもの靴をブーツに変えたり、分厚い靴下に履き替えたりしている人も多いことだろう。
だが、その足の中は高温多湿の熱帯雨林となっていることを忘れないでいただきたい。
筆者も可愛い女の子と遊んだ時、ムートンブーツを脱いでもらって入ってもらった時「足くっさ!!!!!」と心の中で絶叫した経験がある。(傷つけたらいけないので我慢しました。)みなさんもこのように困った経験がおありだろう。
そんな中先日、インドにてある男が臭すぎて逮捕されたのだという!!早速事件の全貌を追って行こう!!
▲あまり臭そうじゃない足のイメージ画像
11月26日、インドの街を走っていた長距離バスの車内で異臭騒ぎがあったのだという。その発生源というのが、あまりに臭すぎる靴下だったのだ。
原因となった靴下の持ち主は、プラカシュ・クマール氏(27)。彼はバスに乗り込むと、くつろごうとしたのか靴と靴下を脱いだのだという。
するとトンデモナイ匂いが車内にたちこめ、一人の乗客がクマール氏に「その靴下をバッグの中に入れるか捨ててください!」と頼んだ。しかし彼は応じることなく、そのまま激しい口論になったのだという。臭いことを指摘されて頭にきたのだろうか?
相当な足の匂いに揉めたのはもう一つ理由がある。この長距離バスは、インド北部の街・ヒマチャル・プラデーシュから首都デリーにかけてのバスだったからである。
その所要時間は、グーグルマップで調べるとなんと9時間あまり。有料高速を避けた場合は11時間以上かかるという。
バスという密集した空間で、匂いに耐え続けるのは苦行そのものである。しかし、どう説得してもクマール氏は靴下の処分に一向に応じなかったのだという。
バスの運転手は乗客の苦痛を考慮した結果、長距離の走行をできないと判断し、途中で引き返して出発地へ戻った。
そして彼は地元警察に公序良俗に反する罪で逮捕されたが、クマール氏は容疑を否認しており、地元紙ヒンドゥスタンタイムズに対して「オレの靴下は臭くない!他の乗客が理由もなくケンカを売ってきたんだ!」と供述。
その後はというと、地元警察はBBCの取材に対し、彼は釈放されたと話していたという。
罰金を払ったのか、靴下は実はあんまり臭くなかったのか・・・真相は闇の中である。
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今回問題となったクマール氏のように、臭気を発している本人は臭いに気付いていなかったりする。傷つけたり怒らせないためにも、伝え方にも気を配らなければならないのだ。
靴に十円玉をいれる、重曹とお酢をいれて足湯をするなど様々な対処法があるので、この記事を見てドキッとした人は是非トライしてみて欲しい。
参照元:Google Map、BBC