あの世から帰って来たのか!?
世界には、臨終を迎えたご家族が悲しみに暮れる中、突如亡くなった人が息を吹き返し大騒ぎになるという事件が数多く起こっている。例えば、2013年にアメリカの整備士の男性が心停止し、45分後に生き返る・・・といった騒動も起きている。
こうした出来事は医師の誤診によるものが多いと言われているが、今回お送りする男性は、医師によって死亡をはっきり宣告され、葬式まで行った後に生存が発覚したという驚くべき事態である。
いったいどういう事なのだろうか・・・!?早速ご覧いただこう!
家族の心の傷が癒えぬうちに!?
Thai Man Returns Home 7 Months After Being Cremated by His Family https://t.co/aZNgVKixWs pic.twitter.com/8zAeF0jMEk
— OddNewsMedia.Com (@OddNewsMedia) 2017年12月27日
この男性は、タイ東北部の街シーサケート県にお住いのサコーン・サチワ氏。
サチワ氏は漁師で、二年前から他の県で漁をし生計を立てていた。その間家族は一度も顔を合わせることなく、疎遠になっていたのだそう。
ある日、そんなサチワ氏家族の元にバンコクの警察から電話がかかってきた。サチワ氏が消化器の病気で亡くなったという訃報である。
警察が遺体の引き取りを依頼すると、家族はすぐにバンコクへ足を伸ばした。サチワ氏はこの町にある ナワミンタラーティラート大学付属病院で死亡が確認され、家族に死亡診断書が渡されたのだという。
遺体は損傷が激しく、顔の識別が困難になっていたというが、家族や医師はみなサチワ氏だと信じ疑わなかったらしい。その中で、33歳のいとこが「生前欠けていたはずの前歯がある・・・」ということに気付き、違和感を感じていたようだ。
家族は遺体をそのまま迎え入れ、そのまま3日に渡って葬儀が開かれた後、火葬に付したのだという。
疎遠になっていたとはいえ、家族はとても悲しかったに違いない。天に召されたサチワ氏を想いながら、7か月が経ったある日。
ぴんぴんしているサチワ氏が、突然家に帰ってきたのだ!!
彼は相変わらず漁師として働いていた上、遺体が見つかった県と同じところで働いていたらしい。家族が驚きすぎて、幽霊がきたああああ!と思うのも無理はないだろう。
サチワ氏や家族が原因を調べたところ、彼はふと「そういえばミャンマーで働いているとき、同僚に身分証を盗まれたことがあったなあ~。」と思い出したらしい。
しかし彼は、警察に紛失届を出しただけで気にも留めていなかったという。そのせいでこんなことになるとは夢にも思わなかっただろう。
その後サチワ氏はタイの管理局に向かい、本人であることが確認されたようだ。
・・・・そして最後に残されている謎は、葬儀をし火葬をまでした男性の正体。一体どこから来たのか、どうやって他人に成りすまし生き続けていたのだろうか・・・タイの警察は現在も捜査を続けている。
参照元:Bankok Post、Twitter