格安の手術の結果恐ろしいことに・・・
世の中には鼻の低さに悩んでいる方が多い。鼻のほじり過ぎで穴が広がっている筆者もまた、外国人のようなスッと高い鼻に憧れるばかりである。
しかし、鼻というのはメイクやダイエットではどうにもできず、整形でしか解決できないといっても過言ではないだろう。
鼻をいじるには様々な方法があるようだが、鼻を一部切開し、人工軟骨を挿入するプロテーゼ手術というものがある。
手術をすれば見た目が大きく変わるというこの方法は人気なようだが、鼻に異物を入れるだけあって、こんなことも起こってしまうらしい。
タイにお住いのこちらの女性は、タイの南部に位置する病院で格安の整形手術を受けた。
鼻に入れたのは、豊胸手術にも使われるシリコンと同成分の人工軟骨。こうした安全を強調した謳い文句や、価格の安さにつられ整形手術を行ったというが、手術後ひどい感染症に苦しむことになった。
更に、腫れがひいた後、傷口からなんと眉間からシリコン製の人工軟骨が飛び出してきたのだ。彼女は手術を受けた病院に処置を求めたというが、病院側は再診を拒否。
「あまりにも無責任です。助けてほしいのに拒むだなんて・・・。」彼女は地元メディアの取材に対しこのように答えている。
幸いにも、彼女はバンコクにあるクリニックから処置を提案され、無料で人工軟骨を取り除くことができたのだという。彼女の鼻から取り出された人工軟骨は非常に大きく、どのような手術をしたのか明確になっておらず、無理に挿入した可能性があるとみられている。
現在、彼女は病院に対して法的措置を取ったかは明らかにされていない。
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今回の彼女が使用していたのは、L型プロテーゼと呼ばれるタイプの人工軟骨である。目の間から飛び出してしまうということは非常に稀な例だが、通常の方法でも、長期間使用していると鼻先を突き破って出て来てしまうこともあり得るのだという。
正しい方法で施術しても鼻先から飛び出してしまうというのに、不適切な方法で施術するだなんてあってはならないことである。
近頃では海外旅行のついでに整形手術をする人も増えているというが、美しくなるためにはまず信頼できる病院を選ぶべきかもしれない。
