アスパラは美味しいだけじゃない、未来もわかるんだ!
アスパラっておいしいよね。パスタに入れたり、ピザに乗せたり、サラダに乗せて食べるのも良い。だが、今回紹介するこちらのおばさまは、食べるだけでなく未来予測にまで使ってしまっているらしい。
Me and Gus at the Asparafest !! pic.twitter.com/Lil5E0l5Qq
— jemima packington (@asparamancer) 2013年6月2日
こちらのアスパラのゆるキャラと映っている女性は、ジェミマ・パキントンさん(62)。イギリスで毎年にわかに話題になっているらしいアスパラ占い師だ。
自らを「アスパラマンサー」と称する彼女については、以前edamame.でも紹介している。前回の記事はこちらからどうぞ。
一体どのようにアスパラガスを見て物事を読み取っているのだろうか?英メディア「Metro.co.uk」の取材に対し、パキントンさんはこのように語っていた。
「あんまり真剣にはやってないんだけどね。アスパラを投げたら、出来たパターンからいろんな解釈をするのよ。」
占いには、地元ウェスターシャー州産の新鮮なアスパラを使うらしい。空中に舞いあがったり、マットに散らばったりしたときのアスパラの形状から運命を読み取っているようだ。
・・・さて、皆さんが気になるのは的中率だろう。どうやら今年は80%から90%は当たると言っていたようだが、アスパラから読み取りきれなかった時には外れてしまうこともあるとのこと。
早速、当サイトでも紹介した、2017年の予測を振り返ってみよう!!
①イギリス経済が繁栄する。 ⇒×
②「国の宝」であるショービズ夫婦が離婚する。 ⇒×
③トランプ政権のアメリカは国際社会でのけものにされる。 ⇒○
④ブレグジット(イギリスがEUから離脱すること)は反対派の努力もむなしく、どんどん進む。 ⇒○
⑤他国もイギリスにならってEUから離脱しようとする。 ⇒×
⑥ロイヤルファミリー(イギリス王室)に困難の時が訪れる。 ⇒○
⑦スポーツ界に多くのスキャンダルが舞い降り、有名な人が一線から退く。 ⇒○
⑧複数のEU加盟国は有名な指導者を追放することで変化する。 ⇒×
⑨イギリスの野党に混乱の時が訪れる。 ⇒○
⑩イギリスの教育制度が大きく見直される。 ⇒×
まず①。イギリス経済が繁栄しているかというと・・・
経済規模を測る方法は多数あるが、2017年11月には、イギリスの経済規模はフランスに抜かれ世界6位になったと同国財務相が認めている。これにはEU離脱による経済の低迷といわれているが、一方では目立った悪化はしていないという意見もある。①はわずかに悪化はしていても、繁栄はしていないので×かもしれない。
③の、トランプ政権が国際社会でのけ者にされているかというと・・・
2017年10月にはアメリカがユネスコを脱退し、国際社会からは失望の声が上がった。また、12月にはトランプ大統領がイスラエルの首都をエルサレムと認定し、国連決議で撤回を求める決議案を採択された。この2点だけでも、のけ者にされていると言ってもいいかもしれない。よって、筆者は○と考えた。
くれぐれも筆者の主観的な見解なので、もし「これは当たってるぞ!」というモノがあったら教えて欲しい。
ここまでみていって、的中率は5割ほどと見ていいだろう。当たるも八卦、当たらぬも八卦である。
気になる2018年の運勢は?
では、2018年の運勢はどのようになっているだろうか?最後にアスパラが示した世界の未来を見ていこう!!
①イギリス王室に出産ラッシュが来る。
②世界中で地震や噴火が起きる。
③テリーザ・メイ首相は辞職に追い込まれ、新たな首相が誕生する。
④イギリスの映画、俳優がアカデミー賞を受賞する。
⑤他国が介入しなければ、アメリカが起こす戦争によって世界は深刻な危機に陥るだろう。世界情勢に注意。
⑥イギリス代表はスポーツで大きな功績は残せない。
⑦イギリスのEU離脱をきっかけに、他国は国境や移民政策を見直しはじめる。
⑧ビットコインのバブルは崩壊する。
⑨世界の主要経済は景気後退に苦しむが、その後少しだけ回復する。
⑩電子書籍やゲームの人気は下火になり、対照して読書が人気になる。
⑪デンマークの「ヒュッゲ」と呼ばれる慣習に倣ったり、心身の健康を大事にすることが世界中で流行する。家族の価値が再確認され、重んじられるようになる。
②や⑨、そして何より⑤は非常に今心配されている出来事だろう。北朝鮮問題や中東情勢など、懸念されている問題は山ほどある。
一方で、⑩や⑪といった文化的な面も予言されている。現代に息苦しさを感じる人々の中で、新しい生き方を見出そうとする動きが出て来てくるのかもしれない。
2018年はまだ始まったばかり。今年は一体どんな一年になるのだろうか?