寒くなればなるほど、温かいものが美味しくなるの法則
先週、過去最大級と言われる寒波の影響で、日本各地で大きな混乱をもたらしたのは、皆さんもご存じの通り。
首都圏では雪の影響で交通網は麻痺し、人々が駅でごったがえしている映像を見られた方も多いと思う。
ここまで冷え込むと、芯まで凍えたカラダが温かいものを欲するというのは世の常ではあるまいか。
よく聞く「温かいものが美味しい季節だよね」という趣旨の発言も頷けるというものだ。
かく言う私(まつやま)も、寒い時期のお鍋には目がない。
しかし考えてみれば、寒い時期であろうとも、温かいものを食べるのは、温かい部屋の中であることが基本。
それを美味しいと感じるのであれば、カラダの芯まで凍えるような寒い場所で食べれば、トンデモなく美味しいと感じるのではないか!?
もしかして、このカップラーメンも寒い場所で食べれば、美味しさが倍増するんじゃねえの?
これってスゴイことに気づいたんじゃね?
というわけで、実際にクソ寒い場所にカップラーメンを食べに行ってきたぞ!
ウマいどころの話じゃなかった
というわけで、寒い場所を求めてやってきたのは、大阪と奈良の境目に位置する金剛山。
wピースをするも、早くも寒さで顔がかたまってる、、、
標高1,125 mの山頂はさぞかし寒いはず、となればその分カップラーメンが美味くなるはず!さっそく登頂開始!
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しかし、登り始めて15分ほどで早くも後悔しはじめる、、、
だれだよこんなバカげたこと思いついたのは!俺だよ!
のぼってものぼっても雪、、、
登ること2時間半なんとか山頂に到着!
もはや感動も何もない、ただただクソ寒い!
刺すような寒さが全身に襲いかかるじゃねか!
それもそのはず、山頂の気温は−7℃、、、
くぅ!寒すぎるわっ!はやく、はやく温かいカップラーメンを食べねばっ!
・・・・・・
極寒の中で待つ3分間、人はそれを永遠と呼ぶ。
しかも、3分たっても麺は固いまま、、、さらに2分ほど待つことに。just like a 地獄。
待つこと5分、遂に完成したカップラーメン!いただきます!
いや、これ、、、
ウマいとかそういうレベルじゃない、生きてる幸せを感じるヤツだわ、、、
はぁ~あったけぇ~
あったかい部屋の中で食べる、カップラーメンとは比べ物にならないくらい美味く、幸せを感じた!
寒くなればなるほど、温かいものが美味しくなる、そして暖かい部屋より寒い場所に行って食べたほうが美味くなる!の法則は間違ってなかった!
ただ、老婆心ながら一言つけ加えさせていただければ、わざわざ雪山に行かなくても、屋外ならそれなりに寒いので美味しさを体感できるはずだ!
まちがっても軽い気持ちで雪山なんかに行くんじゃねえぞ!
誰だよ!こんなこと思いついたのは!
俺だよ!
撮影:edamame.編集部