自動運転車がついに実現される？
SFの世界で走る、運転手のいない車。そんな未来の世界の車が、もうすぐ実現されるかもしれない。
なんと、米自動車メーカーのゼネラルモーターズ(GM)が、ハンドルもペダルもついていない自動運転車を2019年に実用化すると発表したのだ！
「我々の自動運転車が、人為的ミスによる事故を無くす」
Imagine a world with no car crashes. By safely removing the steering wheel and pedals, the fourth generation…
1月12日、GMがハンドルやブレーキペダルのない車を、2019年に実用化する方針を発表した。
GMは、死傷事故の94%が人為的なミスによるものであると考えており、「我々の自動運転車が、この人為的ミスによる事故を無くす」と述べた。
2019年に実用化する自動運転車では、決められたエリアのみを走行する、ライドシェアリング(相乗り)サービスの提供を目指しているようだ。
子供のころ想像した未来の世界の車が、まさか来年実現するかもしれないなんて…なんだかそわそわしてきたぞ！！！
しかし、基準を満たしていない上に、試験中に事故を起こす…
だが、実現に向けては問題も山積みのようだ。
アメリカの現行の安全基準では、車にはハンドルを付けることが義務付けられている。
GMは、この自動運転車が基準の対象外になることを要請しているが、認められることが確実とは言い切れない。
また2017年12月には、GMが行っていた自動運転走行テストの際に、一般バイクと接触事故を起こした。
この事故では、バイクのライダーに過失があったとされているが、果たして計画に支障は出ないだろうか。
実現に向けては、多くの壁が存在しているようだ。
自動運転車が公道を走る未来は果たして…
自動運転車に関わる議論としてよく話されることが、仮に事故が起きてしまったときに、誰がその責任を負うのかということである。
車の所有者なのか、それとも製造元のメーカーなのか。まだ結論は出ていない。
GMが自動運転車を実用化するためには、この議論を解決させる必要がある。
果たして、本当に自動運転車は来年実用化されるのだろうか。自動運転車の未来やいかに…？
