影武者をレンタルする時代に!!
「あ~、今日の会議めんどくさいな~。誰かが代わりに行ってくれないかな~」
そんな風に思ったことはないだろうか。
時間の無い中での会議、さらに移動時間まで必要となれば尚のことだ。
そんな時、自分の影武者を会議に出席させられるサービスがあったら・・・。会社や学校にいっている人間なら、一度は考えたことがあるハズだ!
そんなあなたの為に、とある日本人研究者が開発しているサービスをご紹介しよう。その名も、”カメレオンマスク“!!
“Human Uber,” developed in Japan, provides a way to attend events remotely using another person’s body. “It’s surprisingly natural” says its inventor, Jin Rekimoto of Sony #emtechasia pic.twitter.com/WZHPVcZ6M0
— will knight (@willknight) 2018年1月30日
カメレオンマスクとは、ネットにつないだデバイスを使うことで、影武者になってもらっている人に動作の指示をできるというもの。もちろん、顔についているタブレットに自分の顔を映し出して会話もすることもできる。
つまり、影武者を送り込むことで、自分は移動することなく、ネット経由でどこへでも行くことができる!ということなのだ。
こちらがそのカメレオンマスクを使っている様子だが、ご覧のようにハンパなくシュールである。
一見ギャグの様にしか見えないのだが、これを編み出したのは日本の第一線で活躍しているエンジニアだ。
開発しているのは、東京大学 大学院情報学環の暦元純一教授。ソニーコンピュータサイエンス研究所でARやUIなどの研究に携わっている、先端技術のスペシャリストである。
同氏は、この「カメレオンマスク」を1月30日に行われたEMテックアジアで紹介している。
海外では”ヒューマンウーバー”と呼ばれて、大きな注目を集めているのだとか。
暦元教授は他にも、アニメキャラをカメレオンマスクの画面に映しコスプレをしてみたりと、様々な面白いテストを行っているという。
これには国内外から大きな反響を得ているらしい。
・こんな未来いやだわwww
・毎日これで仕事するわ!!外一歩も出たくない!
・AV女優の顔を写す奴が出てくるに違いない
見た目はかなりシュールで面白いが、将来的に日本において不可欠なものとなるかもしれない。
例えば、遠く離れて暮らすお年寄りが、ヘルパーがつけるカメレオンマスクを通して家族とコミュニケーションをとったりといったこともできそうである。
最先端なものは、初めは私たちの目には奇異に映ることがある。だがそれも、時代が進んで洗練されていくことで、いつか私たちの生活に溶け込むものとなるだろう。