フランスの鉄人おじいちゃん!!
"I am not here to be champion. I am here to prove that at 105 years old you can still ride a bike"
-Robert Marchand pic.twitter.com/hM81oiBasr— Peter Flax (@Pflax1) 2017年1月6日
105歳のおじいちゃんが、自転車競技においてすさまじい記録を打ち立てた。
1時間で22.547km走破!!
フランス人のロベール・マルシャンさんは1911年生まれ。105歳で迎えた今月、自転車で1時間に何km走れるか、という記録に挑戦した。彼はこの挑戦において、22.547km走るという驚異的な数字をたたき出した。
105-year-old (!!!) French cyclist Robert Marchand just set a record after riding 22km. In the 105+ age category. Created just for him. pic.twitter.com/OMd6gvfwDU
— ian bremmer (@ianbremmer) 2017年1月5日
一般人の自転車の平均速度は約14.6km
この記録がどれほどすごいか比較してみよう。国土交通省によると、車道における自転車の平均時速は14.6kmである。もちろん車道では信号や車・人がいるので、条件は同じではない。
それでもこのおじいちゃんがすごいのは、一般人と同じ、もしくはより速いスピードで1時間ずっと走り続けているのだ。105歳としては信じられないほどの体力だ。
さまざまな記録を所持
実はこのおじいちゃん、自転車競技でたくさんの記録を打ち立てていた。3年前の102歳の時には、同じルールで、1時間に約27km走りきった。また5年前、100歳の時には100km走に挑戦し、4時間17分27秒の記録で完走した。
Robert Marchand, il ciclista centenario https://t.co/fg5l3gr8Ev pic.twitter.com/ByElU2PtmE
— allnews24 (@allnews24eu) 2016年6月19日
1時間でどれだけの距離を走れるか測る競技は、アワーレコードと呼ばれ、「頭がおかしくないと挑戦できない」「寿命が3年縮む」と、とても恐れられている。100歳を超えて、このアワーレコードや100km走に挑戦しようという意欲こそ、脱帽モノである。
挑戦し続けることが大事!
彼は、「記録を破るためではなく、105歳でも自転車に乗れることを証明するために挑戦した」と語った。自転車に乗り続け、おじいちゃんでも挑戦し続ける姿を、これからも見せてくれるだろう。