大切な家族の遺体が・・・
アメリカ、コロラド州で、鬼畜極まりないことが行われていた。
しかもそれが、亡くなった人を見送る場所であるはずの葬儀場で行われていたと話題になっている。
お葬式は、故人に別れを告げる大切な儀式である。
なのに、なんとその葬儀場で遺体から臓器や目が勝手にくりぬかれていたというのだ!到底許せる話ではないだろう。
そしてその盗まれた臓器が遺族の許可なしにドナーバンクに売り払われていたのである。
この疑惑が浮上したのは今年の1月。ある家族が、コロラド州にあるサンセット・メサ・フューネラルディレクターという葬儀場で家族の遺体を火葬をしたという。
だが、受け取った遺灰が実はコンクリートであったことが発覚し、遺族らは訴訟を起こしたのだというのだ。
実際に、2月の第一週に行われた家宅捜索では、用途不明のコンクリートの袋やセメントが発見されていた。
▲葬儀場のオーナーであるメーガン・ヘス容疑者
では、本物の遺灰はどこにいってしまったのか。
FBIの調べによると、葬儀場のオーナーは遺体から肺や心臓などの臓器、骨、金歯や健康な歯を抜き取っていたことが明らかになっている。
そして臓器提供ブローカーや、カナダにあるドナーバンクに売り払い、大きな利益を得ていたことが発覚している。
更に、同葬儀場は少なくとも過去5年間の火葬記録を怠っていたことがわかっており、火葬された人々がどうなってしまったのか、依然不透明なままとなっている。
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被害者遺族の中には、「火葬のあと、故人がつけていた義眼を返してもらうはずだったのに、返還を拒まれた」と訴える人もいる。
その上、遺族が訴訟をちらつかせると、葬儀場のオーナーは小切手を書き、口止めをしてきたこともあるらしい。
葬儀場のオーナーはFBIによって拘束されている一方、連邦法の都合上、臓器の取引をしていたとみられるドナーバンクに法的措置はとれずにいるのだという。
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これほどの所業をする人間を、あなたは見たことがあっただろうか?まるで、名著「羅生門」に出てくる、死体の髪の毛を抜いている老婆のような事件であった・・・。
参照元:Google Map、Facebook、ロイター通信