髪の毛を使ったアート作品が話題に!
アーティストにとって必需品ともいえる、鉛筆やペンは一切使用しない。
そんなインド人アーティスト、ミッドハン氏(23歳)の作品が今話題になっている。
早速、彼の作品をご覧いただこう。
繊細さが際立つ彼の作品だが、線といえるものがないのにお気づきだろうか?
彼が鉛筆の代わりに使っているもの、、、
実はこれ、髪の毛なんです!!!
髪の毛は友人たちからの寄付!
ミッドハン氏は独特な手法で多くのアートを生み出す、若き天才アーティストのひとりである。
友人たちから寄付してもらった髪の毛を、ホルムアルデヒドと呼ばれる化学薬品に浸し、20~30分乾燥させる。そして、針を使って、その加工処理した髪の毛で作品を作っているのだ。
化学薬品を使用しているため、直接素手で触れることは危険だというが、下の動画で制作過程をご覧いただくことができる。
1つの作品を作るのには、およそ3時間かかるというが、散らばりやすい髪の毛を使用するため、忍耐力はかなり必要になってくるだろう。出来上がった作品は、2つのガラス板の間に挟むことで長期保管ができるという。
幼い頃から芸術作品に興味があったミッドハン氏。彼のアートへの思いは、人と違うものを常に追い求めていたという。
704時間かけて87,457個の米粒で作り上げた作品で世界記録保持者になったり、切り絵にも挑戦するなど、彼の創作意欲はとどまることを知らない。今後、さらにユニークな手法で世界を驚かせてくれることは間違いないだろう。