母を見舞うはずが、あらぬ容疑で、、、
英サウスウェールズから片道4時間かけて、病気の母親を見舞いにやってきたカールさん(46歳)。今回、14歳の娘を連れてやってきたのには理由があった。
肺がんにおかされた母親が抗がん剤治療を始めるまえに、孫娘であるカールさんの娘、ステファニーさんに会わせておきたいと考えたからだ。
2月8日午後、宿泊先のホテル「トラベロッジ」にチェックインした2人。しかし、それから10分後、部屋に警察がやってきたというのだ!
Dad branded paedophile by Travelodge staff for staying in hotel with daughter https://t.co/8HX4K9SWsR
— Metro (@MetroUK) 2018年2月18日
なんと、カールさんは児童性愛を疑われ、ホテルスタッフによって通報されたというのである!!!
自分の娘と宿泊するのに、まさか児童性愛の容疑がかかるとは夢にも思わなかっただろう。
余命もそう長くはない祖母に会うための傷心旅行でもあったというのに、警察に連行されそうになった父親を目の当たりにしたステファニーさんは、かなりの衝撃を受けてしまい号泣していたという。
疑わしき人物は通報の必要あり!
実は、カールさんの妻(45歳)も多発性硬化症という難病と闘っており、今回のお見舞いにはついてくることができなかった。そこで、カールさんは娘と泊まる部屋を予約しようとしたが、ダブルベッドルームしか空室がなかったため、その部屋を予約したという。
チェックインする際に、ホテルスタッフが奇妙な視線で私のことをみているのは感じました。でもまさかそんなことが疑われているなんて思いもしませんでしたよ。
警察によると、ホテル側から、未成年の少女を取り入る小児愛者のような男がいる、という通報を受けたという。
この件を受け、広報担当者はこう述べている。
すべてのホテルはガイドラインに従って訓練されています。今回の通報も、ホテル側が不審な人物の疑いがあると通報した正しい行為でした。その疑いが間違いであったことは幸運なことです。過去にもこのような通報により、若者の身を守ることができたことはあるのです。
この見解には納得する部分もあるが、カールさん親子の気持ちを考えるといたたまれない。今後、このような過ちを防ぐためにも、親子である関係性を証明できる書類を提出するなど、解決策を考える必要があるのではないだろうか。