妙に元気そうな映像が話題に
2月9日、ブラジル北部にあるブラジリエイラにて、男性が酒を飲んでいる時、何者かに背中を刺されるという事件が発生した。
事件当時の写真を見ると、出血はひどく、ズボンにまで血がしたたり落ちている。見るからに痛々しい。
しかし、包丁を深く突き刺されていたにも関わらず、男性は何事もなかったかのような表情で友人と話していたというのだ!!
ブラジリエイラは、ブラジルの中でもかなり治安の悪い場所。だからこそ、そこに住む人たちはかなりタフになるのだろうか・・・。
こちらがその映像である。閲覧注意だ!
今回被害を受けたのは、エリオナルド・ナシメントという22歳の男性である。
ナシメントは友人らと酒を飲んでいると、突然知らない人物に襲われ、背中の肩甲骨の横を深く突き刺された。
しかし、友人らが騒然としているにもかかわらず、なんとナシメントは冷静に自分で救急車を呼んだというのだ!
映像中では、友人たちが彼をひたすら心配しているようだが、当の本人はまるでタクシーでも待つかの様に救急を待っているではないか・・・。
ナシメントが元気そうなせいか、背中に痛々しく刺さっているというのになぜか緊張感がない・・・。
彼は現場に駆け付けた警察に対し、このように状況を語っていたという。
友人と酒を飲んでる時、「おい!背中に包丁刺さってるぞ!」と言われて、信じられずちょっと混乱してました。
その時はあんまり痛みを感じてなかったのは、ショック状態だったからかもしれません。でも、とりあえず冷静に落ち着つこうと考えました。
パニックになったら状況がより悪化すると考えたからです。
この写真からは「そこで転んだんスよ」と言わんばかりのタフさが伝わってくる。
救急車が到着すると、ナシメントはすぐさま近隣にある病院に搬送され、包丁を無事抜くことが出来たという。幸いにも包丁は内蔵や脊髄を外しており、命に別状はなかった。
地元メディアに対し、警察は彼の状況に対し「全くパニックになっている様子がなく非常に驚きました。」と話している。
当局は犯人の特定を急ぎ、捜査を進めている。