老人ホームにポールダンサーがやって来た!
人生において、刺激というものは必要不可欠である。
しかし、年老いてくると、行動範囲が狭まり、刺激から遠ざかってしまうのが現状だ。
特に、老人ホームなどの施設に入居すると、手厚い看護は受けられるものの、どうしても限られた社会のなかで生きることになってしまう。
そんな平凡な毎日を過ごしていた入居者たちに、とんでもない刺激がおとずれたのである!
これは、もしや!?
なんと、ポールダンサーがやって来たのであるっ!
現代的な活動を望む声が多数!
英ドーセット州にある老人ホーム「フェアマイル・グランジ(Fairmile Grange)」では、日常的にいろいろな活動をおこなっていたが、最近、入居者やその家族たちからこんなリクエストを受けたという。
もっと現代的な活動を取り入れてほしい!
そこで入居者たちにいくつかの選択肢を与えたところ、希望により、地元のポールダンスクラブに仕事を依頼することになったのである。
▲最年少ダンサーは10歳の女の子
パフォーマンスは盛況に終わったが、今回の出来事に難色を示しているのは地元の議員たちだ。
ポールダンスという娯楽を、本当に入居者たちが望んでいたのでしょうか?施設における活動内容として、適切だったとは言えません。
Pole performance at fairmile grange care home ❤️💪🏻😊
これを受け、同施設そしてポールダンスクラブの代表はこう話している。
決して性的なものではなく、あくまでも体操的な動きを取り入れているダンスです。今回ダンスを披露した最年少者は10歳の少女だったことからも、それはご理解いただけるでしょう。また、入居者たちに馴染みのある1950年代から60年代の音楽に合わせてダンスを披露したことも、成功に終わった要因のひとつです。固定観念にとらわれず、入居者に適切なものであれば、新しい挑戦をしていってもいいのではないでしょうか。
SNSでは、この老人ホームの新しい挑戦に賞賛の声が上がっている。
・入居者たちにももっと楽しんでほしい!
・俺の人生の最後はこの老人ホームで迎えたい!
老人ホームにポールダンサー。異色の組み合わせだが、それが入居者たちが望んでいるものならば、多少刺激があってもよいのではないだろうか。そして、彼らが楽しみ、笑顔がみられるのなら、それにこしたことはないだろう。