ラブを求める皆さんは急げ!!!
恋人がいない人が5割を超えている昨今。
ソロの人々の中には、学校や職場⇒ご縁なし!、ネットの出会い系⇒全く出会えない!とかいいながら、「可愛くて巨乳で優しくて料理が上手な女の子と突然恋に落ちたい!」とかいってる非モテをこじらせた人も居るはず。(例:筆者)
そんな不毛なことを考えるより、ドイツにある大きな木に恋人募集のお手紙を送ってみてはいかがだろうか!!
「えぇ~?木ィ~?」と思った方もいらっしゃるだろう。なんとここは、100年以上前から出会いの拠点として扱われており、数多くのカップルが誕生する名所として知られているのだ!!
花婿のブナと呼ばれるステキな木
これはドイツ北部のオイティンという場所に生えているブナの木で、別名「花婿のブナ(Bridegroom’s Oak)」とよばれている。木の樹齢は、なんと500年以上。
中ほどにある木のうろに恋人募集のラブレターを入れると、恋人が欲しい独身の人々がやってきて、中にある手紙を見て素敵だと思った人に返信をしていくシステムとなっている。
ブナの木には特別な力が宿っているとの言い伝えがあり、木を通して知り合った二人は幸福になれると信じられている。
以前から地元の人々の間で行われていたというが、20年前から地元の郵便局が正式にポストとして認め、世界中から手紙の受け入れをスタートしたのだという。
この木の言い伝えの始まり
▲1900年に結婚したカップル
1890年、地元に住むミンナという少女が、チョコレート工場に勤めるウィルヘルムという少年と恋に落ちた。
しかし、ミーナの父親に交際を反対され、2人は会えなくなってしまったのである。2人はそれでもあきらめきれず、このブナの木を通じて秘密の手紙のやりとりが始まったのだ。
その後それを知った父親は、2人の真剣な愛に胸を打たれ、結婚を許可したのだという。ここから、恋人同士を結びつける木であると信じられるようになったのだ。
ここに配達を行っている郵便局員は、BBCの取材に対してこのように話している。
木からは年間1000通以上の返信がされています。最も多いのは夏の間ですね。おそらく、誰もが恋におちたくなる季節だからでしょう。
実際に、分かっているだけでも100組以上のカップルが結婚しているという。木の魔法は本当なのかもしれない。
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早速、筆者も送ろうと考えたが、魔法の力を一切信じず返信率を計算してしまった。一日40通だと考えて年間1000通以上の返信があるとすれば、3分の2の確率でお相手が見つかるようなので、確率は高めと言ってもいいだろう。
・・・まあ、こんな事を考えている時点でロマンスの神様は振り向かないワケだが。
この記事をご覧の独身の皆さんも、「Bridegroom’s Oak」で住所を調べることができるので、邪念を振り払って手紙を送ってみてはいかがだろうか。