とあるカナダの男性が、遊覧飛行デート中に小型航空機のエンジントラブを装い、恋人にドッキリのプロポーズをした映像が話題を呼んだ。
なんともスケールの大きいドッキリだが、世界中で「最強に怖いプロポーズ」という声が挙がっている。
とあるアマチュアパイロットの男性が、恋人である彼女を小型航空機へ乗せ、いざプライベートフライトへ旅立つ。
序盤は美しい景色とロマンチックな雰囲気に笑顔が絶えないふたり。
しかし、しばらくすると前方のプロペラ不可解な動きをはじめ、操縦士である彼が焦り始める。
次第に彼の顔が絶望へと歪む。
深刻そうに彼の様子を見ていた彼女へ、エンジントラブルの可能性を伝えると、混乱しはじめ、今にも泣きだしそうな表情へ。
「すまない・・・僕じゃ対処できない。もしかしたら最悪の事態になってしまうかもしれない。ひとまず、緊急時のチェックリストを読んでくれ・・・。」
震えて怯えながらも、彼の指示に従い、最後の瞬間を心に焼き付けるかのように、備え付けのチェックリストを読み上げる彼女。
しかし、読み進めていくうちに彼女の様子が豹変!
「驚き」「疑惑」「悲哀」「歓喜」
ありとあらゆる感情が彼女を包みこみ、その場で泣き崩れる彼女。
読み進めていったチェックリストの終盤には、こう記載されていた。
「パイロットは乗客を永遠に愛しますか」
先ほどまで死が眼前にあった彼女に対し、すかさず”婚約指輪”を渡し、笑顔の彼。
そう。これは彼が企画した壮大なドッキリのサプライズプロポーズだったのだ!
この映像はすぐさま世界中へと広がり、各国のメディアで紹介されることとなった。
それにしても、プロポーズの為に小型航空機を用意するなんて、考えるスケールもさすが海外といったところだが、彼女にとって、これほど「絶望」と「喜び」の振れ幅のスケールが大きい瞬間もこの先、一生ない気がする。