「私は髪の毛を後ろにまとめたときの、わずかに耳元に残った女性のもみあげが好きだ」
突然の告白にびっくりされた方も多いだろうが聞いて欲しい。
私はこう考えている。
「女性の”もみあげ”というものは、神秘の力を秘めた秘境である」と。
世の男達は「女性の魅力的な部分は何処だ」と問われると、
「大きな胸」「ぷりっとしたお尻」「くりくりの目」「透き通るような白い肌」・・・
などと答える愚か者が多いことだろう。
残念な限りだ。
まったくわかっていない。
普段から女性のことをよく観察してないが故の単純で面白みのない答えである。
そのような男共に女性を大切にできるはずがないだろう。
そんなことだから、君達はモテないのだ。
その点、私のように24時間女性のこと考え、常に観察しているプロフェッショナル変態の立場から言わせてもらうと、
「胸などいくらでも大きくできる」
「顔は化粧でいくらでも綺麗にできる」
「様々な洋服で自らを着飾ることができる」
では、そんなこの時代に変化のさせようのない、
ありのままの部分にこそ女性の真の魅力が隠れているのではないか、と考えた。
それでは、変化のさせようのない、ありのままの部分とは何処なのか・・・?
それこそが、髪の毛を後ろでまとめたときにわずかに、耳元に残った女性のもみあげなのである。
まさに神様が女性に与えた芸術品、生命の神秘すら感じさせる部分。
きっと、もみあげの美しい女性は心も美しいのだろう、清らかなのであろう。
女性はもっとこの部分を大切にすべきである。
しかし、勘違いをしてはいけない。
大切にするべきであっても、決して手を入れてはいけない。
自然のままにすべきである。
自然にまさる芸術はないのだ。
どうやって説明すればいいのかわからないのが
とても悔しいのだが、この毛量の少ないサワサワ感が私は好きだ。
皆様はどうだろうか、女性の胸や、お尻を見たときにはない、
何かこう、心に沸いてくる不思議な感情はないだろうか。
おめでとう。
それがわかれば、あなたも立派な変態の仲間入りである。
ここだけの話であるが、私は近い将来の”女性のもみあげブーム”の到来を予感している。
「ドアノブ少女」だったり、「ぱいすら少女」「八重歯女子」なるマニアックな写真集が
続々と発売されているこの世の中、
いずれ「もみあげ少女」の発売があっても不思議なことではないだろう。
もしや、複数の出版社がすでに動き出しているのかもしれない。
思い描く時代がついにそこまで迫ってきている。
「もみあげ少女の時代ぜよ」
私は、澄み渡る空を見上げ、そう言葉を発した。
文・女性もみあげ評論家兼女性もみあげ評論会代表・taka