【シリアからの叫び】更新が途絶えた時は死を意味する、幼い姉妹のツイートから目が離せない!

事件

シリアの今を発信する幼い姉妹

21世紀最大の人道危機とも言われるシリア内戦。

特に、反政府勢力の残り少ない拠点である東グータ地区では、アサド政権の攻撃によって、先月から今月にかけ、わずか3週間で1099人もの死亡者が出たと報告されたばかりだ。

犠牲者のなかには多くの子供も含まれているが、今、そんなシリアからツイッターで発信を続ける幼い姉妹がいる。

それが、ヌールちゃん(10歳)アラちゃん(8歳)だ。

私たちは今最も危険な場所にいます。アサド政権によって、私たちは破壊されようとしています。でも希望を捨てません。どうかみなさん私たちを見捨てないで!戦争はやめて!

彼女たちが生きている世界は、我々の想像を絶するものだった。

死と隣り合わせで生きる姉妹

姉妹に、ツイッターの使い方と英語を教えたのは、英語教師だった母親だ。姉妹は今シリアで起きている現状を世界に発信し、助けを求め続けているのである。

多くの人が地下で生活をしています。

私たちの家が壊されました。アラが怪我をしました。神様、助けて!

近所もすべて崩壊しました。まだ生きています。気にかけてくれてありがとう。

刻一刻と状況が変わりつつも、常に頭上には戦闘機の音が鳴り響き、爆音も鳴りやまない。決して生きた心地などしないなかでも、姉妹は「友達と遊びたい」「学校へ行きたい」と、ただ、普通の子供たちと同じように過ごせる日が来ることに希望を見出しているのである。

更新が途絶えた時は死を意味する

そんななか、3月12日にこんな投稿をした姉妹。

出来る限り発信します。更新が途絶えた時は死を意味すると思ってね。どうか許して。この国際社会において人道危機を訴え、助けてほしかった。でも無理だったみたい。みんな愛してる。

自分たちの身にふりかかる危険に、絶望し、覚悟を決めたかのようなツイートである。その後、何度か姉妹のツイッターには更新が見られたため、姉妹の安否は確認でき、安堵の声が広がっている。

しかし、これがシリアの今なのである。

何かひとつでもできることがあるのなら、姉妹のツイートをみてほしい。必死で現状を発信する姉妹の姿、そしてシリアの今を目に焼き付け、そこからきっと何かを感じとることができるはずだ。

参照元:Twitter

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sugi

海外生活に憧れ日本を飛び出した、考えるのは苦手な即実行型。自称人生経験豊富だがフリスクの開け方をつい最近知った実は箱入りアラフォー娘。

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