投稿のため、恋人に至近距離から発砲！

2017年6月26日、米YouTuberのモナリザ・ペレズ（20歳）は、自身のTwitterにこんな投稿をした。

Me and Pedro are probably going to shoot one of the most dangerous videos ever?? HIS idea not MINE?

— Monalisa Perez (@MonalisaPerez5) 2017年6月26日

私とペドロは今までで一番危険な動画を撮影しようとしてるわ。彼のアイデアよ！

恋人ペドロ（当時22歳）とともに、26,000人を超えるチャンネル登録者を抱える2人のYouTubeチャンネルに、ある動画を投稿しようとしていたモナリザ。

しかし、それはとりかえしのつかない悲劇となってしまった。

弾丸が分厚い本を貫通するのかどうかを確かめるための動画だったが、貫通するとは思っていなかった2人。だが、その思惑は外れてしまった。

30㎝という至近距離から、ペドロが胸の前に抱えた百科辞典に向けてモナリザが発砲した銃弾は、辞典を貫通し、ペドロは命を落としてしまったのだ。

提案したのは彼⇒懲役わずか6か月に！

そして、今月14日、モナリザに対し、過失致死罪で懲役刑6か月という判決が下された。

あまりにも軽い判決だと誰もが思ったに違いない。しかし、ペドロの提案だったということが判決を左右したという。

事件当時、30人ほどの近隣住人のほかに、カップルの子供である3歳の娘が凄惨な現場を目撃していた。事件から3か月後の9月には、モナリザは2人目の子供を出産したという。

愛し合っていた2人の明るい未来を奪ったのは、YouTubeへの過激な動画投稿だった。ただ視聴者からの注目を集めるためにやったというには、その代償はあまりにも大きすぎたようだ。

参照元：Twitter、Facebook、TIME