不気味にほほ笑む人形
突然だが、あなたは幽霊の存在を信じるだろうか。
この世の目に見えない存在であるからこそ、化学が発展した現代でも、話題に事欠かない「幽霊」
今、ブラジルのとある墓地に置いてある「不気味な人形」が「どこから見ても生々しい視線で追ってくる」と話題になっている。
今回は、あまりにも不気味なので、閲覧には十分にご注意いただきたい。
話題になっている動画がこちらだ!
めっちゃくちゃ怖いやんけぇぇええ!
なんとも、恐ろしい表情をした人形である。
筆者が記事を書いている最中にも、ず~っとこちらを不気味に観察されているかのような気がしてならない・・・。
さらに、この人形の後ろには、「赤い哺乳瓶」のようなものがあり、不気味さをさらに助長させている。
なぜ、こんなところに?
「一体誰が何のために置いて行ったのか?」
それについては、情報がなく、真偽のほどはわからなかった。
しかし、墓地に置いてあるという事は、何か事情があったのではないかと、思いを巡らせてしまうほど、強烈な印象の人形だ。
また、今回の人形動画について、「どの角度から見ても、視線が合うというトリックはよくある技術」という多くの意見があった。
視線が合ってしまうトリックとは?
“なぜ、どこから見ても視線が合うのか?”
これについては全てに当てはまるわけではないが、どうやら「ホロウマスク錯視」という現象に謎が隠されているらしい。
ホロウマスク錯視とは、ざっくり説明すると、本来凹んでいる部分が陰影などの影響によって、立体的に見えてしまうという、人間の錯覚を利用したトリックなのだ。
百聞は一見にしかず。
という事で実際に有名な事例を、動画でご覧いただこう。
こ、こっち見んなぁぁぁ!
これは、ペーパークラフトでできたドラゴンなのだが、ずっとこちらを興味深そうに見てくるのである。
しかも、ご丁寧に首まで振ってお出迎えしているあたりが、何とも言えない愛くるしさを感じる。
だが、このドラゴン。どこかおかしい。
そう。
実は、顔面が凹んでいるのである。
このように、実際に凹んでいても、本来は「立体的であるはずだ」と人間の視覚が勝手に補ってしまうのである。
ちなみに、ディズニーランドのホーンテッドマンションには、これと同じ原理が用いられている。
しかし、今回の人形が仮に「ホロウマスク錯視」によるものだったとしても、なぜか凝視することができないほど、異様な雰囲気をもった人形であることには間違いないだろう。