外務省のお堅いイメージと違いすぎて、Twitterで人気上昇中!
ガメオベラ
電車でゲームをしている小学生?の男子が「あーガメオベラ」「やられたガメオベラ」と言っていて何だろうと思いましたが、そういうことですか。
Game Over ガメオベラ(笑
日常の1コマをゆるーくつぶやいているこのツイート。現在300回ほどリツイートされている。どんな有名人がツイートしているのかと思いきや、つぶやいていたのはなんと、お堅いイメージでおなじみの外務省だ!
やわらかすぎて大人気!”外務省やわらかツイート”
この投稿を行っているアカウントは、その名も、”外務省やわらかツイート”!お堅いイメージの外務省には似合わず、とてもゆるそうな名前である。
実際にこのアカウントからつぶやかれた投稿をみてみよう。
まだまだ寒いですが、外務省前の桜は、春に向けてアップを始めております。#桜 pic.twitter.com/UlcFU5BhbC
— 外務省やわらかツイート (@MofaJapan_ITPR) 2017年1月11日
決まっているわけではありませんが、外務省の人は「小生」「小職」に当たる言葉として「小官」を使う場合が多いです(「小職」はたまに見るかも)。
ただし、話し言葉では使いません。
A:お昼いっしょに行く人~?
B:はーい
C:あ、行きま~す
D:小官も~
ABC: (゚Д゚) ハア??— 外務省やわらかツイート (@MofaJapan_ITPR) 2017年1月13日
日本の外交をつかさどる外務省から発信されるとは思えない、ゆるーいツイートぶり。たしかにフォローしてみたい気持ちもわかる。
若い人に親しんでもらうために作られたアカウント
どうして外務省はこのようなアカウントをつくったのだろう。その答えは、Twitterの自己紹介の欄に書き込まれていた。
外務省IT広報室です。10代、20代の皆さんに向けてやわらかく親しみやすい情報を発信しています。
とのこと。なるほど。お堅いイメージの定着している外務省は、やはり若い世代にはなじみのないもの。そこでやわらかく発信することで、若い世代にも親しんでもらおうということだろう。
そして実際、若い世代から人気を集めている様子。現在このアカウントのフォロワーは20万人に迫ろうとしており、財務省や経済産業省のアカウントのフォロワーよりも断然多い。外務省、なかなかやりおる…
新年には、年賀状も送られてくる人気ぶり。
年賀状をいっぱい(当社前年比)もらいました~(//∇//) pic.twitter.com/Y7Xt1bdfU5
— 外務省やわらかツイート (@MofaJapan_ITPR) 2017年1月13日
しっかりした内容をやわらかくつぶやくことも
これだけであれば、ただゆるいことをつぶやくだけのアカウントだが、さすがは外務省。外国の文化や外交の知識などもちゃっかり紹介している。
#サウジアラビア では、小・中・高等学校は日本と同じく6・3・3制が導入されています。今回ご紹介するのは、同国第二の都市ジッダにある小中高の一貫教育校アル・アンダルース私立学校です。
キッズ外務省「世界の学校を見てみよう」→https://t.co/xcoKqPvVRt pic.twitter.com/6cPbnba750— 外務省やわらかツイート (@MofaJapan_ITPR) 2017年1月10日
年賀状に質問を書いて送るの禁止~(笑)
当アカウントは個別の質問にはお答えしておりません。以下、独り言です。
明治期の外交官及領事官官制(勅令第257号。明治23年10月21日)でしたら、ここに載っていました。https://t.co/u0CfQnjROw (国立国会図書館) pic.twitter.com/BWNV5lfFlK— 外務省やわらかツイート (@MofaJapan_ITPR) 2017年1月12日
このように難しいことも、とっつきやすく紹介してくれている。おもしろく、ためにもなるので一石二鳥だ。
知らないことを学びつつ、癒される
このように”外務省やわらかツイート”は、その名のとおりやわらかかった。難しい内容を入れつつも、やわらかくつぶやいているので、人気がでるのも理解できる。
Twitterでの反応も、
外務省やわらかツイート結構面白いよ!
— けいご*˙︶˙*)ノ♡ (@k5_boy) 2016年12月31日
外務省やわらかツイート(@MofaJapan_ITPR )さんは若者向けだけど各国の色んな文化や習慣を分かりやすく伝えてくれるからすんなりと「行ってみたい」とか「ああ、日本でもやってみたいね」って思える。伝え方は重要だと思う。
— イーブイ*yibui (@umasix) 2017年1月7日
との好評ぶり。みなさんも”外務省やわらかツイート”をフォローして、外務省のことを知りつつ、癒されてみてはいかがだろうか。