数秒後、見るも無残な姿に
ロシアといえば国土が非常に大きく、非常に寒く厳しい環境。荷物配達や郵便配達をする人々の苦悩は計り知れない。
そんな配達員さん達のために、遂に救世主となるものが登場した!ズバリ、ドローンである!!
「ドローン・ポストマン」と名付けられた今回のマシンは、ロシア郵政公社が一機214万円(約2万ドル)をかけて無人飛行機メーカーと共同開発したものだ。
2キロもの配達物を乗せ、空を時速70キロもの速さで飛ぶこのマシンは、ネット回線で操縦を行えるスグレモノ。成功すれば、ロシア郵政の未来が変わるに違いない!
こうして来たる4月2日、長年の月日をかけて手がけられたドローンが遂にお披露目となったという!
その記念すべき飛行の瞬間がこちら。とくとご覧あれ!
なんてこった・・・・・。
この式典は、ロシア・東シベリアに位置するウラン・ウデで開催された。打ち上げの時間となり、ドローン・ポストマンは勢いよく空へ飛んでいくぞ。
度重なるリハーサルや飛行実験で成功は約束されていたというが・・・数秒後、突然グラグラと不安定な動きを見せる。
すると、突如斜め下に急降下しマンションの壁に激突!!
幸いにも人にあたることなかったというが、パーツはバラバラになり・・・変わり果てた姿となってしまった・・・。
ロボット開発にトライ・アンド・エラーはつきものであるとはいえ、今回の失敗は開発者たちにとって非常にショックだったことだろう・・・。
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原因はネット回線のエラーやプログラムのミスといった説があがっているが、現在調査中である。ディレクターのアンドレイ・ネストレンコ氏によると、発表は後日されるとのことだ。
また、今回のプロジェクトのリーダーは全責任を負い、成功に向けて開発を続けるとのコメントをしている。ぜひとも頑張ってほしいものである。
今回お披露目が行われたウラン・ウデには数多くのIT企業がしのぎを削っている。近い将来、この街から素晴らしいマシンが登場するかもしれないぞ!