Brain effects of 'hottest pepper in the world' put man in hospital: https://t.co/XUPyvdHoiT pic.twitter.com/8xji3FE0sT
— CNN Health (@cnnhealth) April 9, 2018
皆さんは「キャロライナ・リーパー」というトウガラシをご存知だろうか?
数年前まで世界で一番辛いと言われていたトウガラシで(現在2位)、あのハバネロの15倍も辛いのだ!
その辛さ、トウガラシの辛さの単位であるスコヴィル値は156万9300~220万!もはや想像を絶する辛さじゃねえか!(ハバネロは10万~35万スコヴィル)
そんな「キャロライナ・リーパー」を大食いするという罰ゲー・・・大会がアメリカのニューヨークで開かれた。
今回はそこで起こったとある悲劇をご紹介したい。
あまりの辛さに・・・・
大会に出場した挑戦者の34歳の男性が「キャロライナ・リーパー」を食べた直後に激しい頭痛を訴え、病院へ運ばれた。
検査の結果、男性は「可逆性脳血管攣縮(れんしゅく)症候群」という突発的で激しい頭痛をもたらす病気だと判明。
しかも原因はやっぱり「キャロライナ・リーパー」。
この病気はコカインなどの薬物摂取や頭部の外傷や妊娠中に起こりやすい病気で、一見トウガラシとは無関係のように思えるが、トウガラシに含まれるカプサイシンは血管を収縮させる効果がある。
通常のトウガラシならばそこまでの影響はないのだろうが、「キャロライナ・リーパー」は違った。そのあまりのカプサイシンの多さ(辛さ)が男性の脳血管に大きな影響をもたらしたのだ!
辛すぎて脳に障害とかもはや凶器・・・。
もちろんトウガラシが原因で「可逆性脳血管攣縮症候群」が発症した事例は初。
何事にも限度があるということだろう。食べすぎも辛すぎも良くないことがよ~くわかる話だ。
ちなみに男性は数日後には退院し、身体の異常もなくなったとのことで、とりあえず一安心である。
参照元:CNN