は?23億円のナンバープレート!?
「車は男のステイタス」だとよく言われる。
しかし中東では、車もさることながら、人気のナンバープレートを手に入れることが、大富豪のステイタスとなっている。
昨年は、11歳の少年が6億円で『7』『11』『1111』の3つのナンバープレートを購入したりするなど、とにかく異次元の世界が繰り広げられているのだ。
そんな中、世界一高いナンバープレートとも言われる『F1』がイギリスで競売にかけられたという。
その開始金額、なんと、約23億円!
そう、これが23億円の車・・・ではない。
ナンバープレートだ!
いやいや、実際の開始金額は約19億円で、手数料や付加価値税などを加えるから23億円に跳ね上がってるだけで、、、
って、まったくピンとこない数字である。
競売にかけたのは、このお方!
世界の大富豪たちが、喉から手が出るほど欲しがるこのナンバープレートの持ち主は、イギリスの自動車デザイナー、アフザル・カーン氏。
▲写真中央がアフザル・カーン氏
カーンデザインなどの3つの企業の創業者である彼は、やはり大富豪である。
彼のインスタグラムをのぞいてみると、とにかく車、車、車!!!カーン氏の写真はほんの数枚しかなく、その控えめさに好感を抱くのは筆者だけではないはずだ。
2008年に、約6900万円でカーン氏が購入したこのナンバープレート「F1」。当初は、SLRマクラーレンに付けていたが、その後、ブガッティ・ヴェイロン16.4に付けていたようだ。
その様子はコチラの動画でご覧いただこう。
その後、カーン氏のもとに「9億円で売ってくれ!」とのオファーがあったにもかかわらず、その申し入れを断ったという。6900万円が9億円になるのなら、即手放してしまいそうだが、それは庶民の考えなのか。
いずれにせよ、6900万円が23億円になるのだから、カーン氏の判断は正しかったということだろう。