「次世代の車」として自動走行車の開発が進む中、ドイツではすでに次の段階へと実験を進めている。
それは運転者が駐車場の入り口で車を降りると、自動で車が駐車スペースへ停まる「自律型駐車場」というから驚きだ。
では、どんな実験内容なのか?その中身をみていこうと思う。
自律型駐車場ってなに?
簡単にいうと、「自動で駐車してくれる駐車場」ということである。
ドイツのハンブルク空港内の複数階建て駐車場を借り切って、フォルクスワーゲン、アウディ、ポルシェで実験中とのこと。
私(reina)からすると、「外車ばっかりで、まぁ豪華!」と思ってしまったが、考えてみればドイツでは全て国産車であった、、、
では早速、フォルクスワーゲンが公式Youtubeで公開している動画を見ていただこう。
無人でハンドル動いてるし!バックでも駐車できるし!昔の海外ドラマのナイトライダーみたい!!
では、実際のしくみはどうなっているのか。
1.アプリで駐車場を予約
2.入り口で車を乗り捨て
3.自動走行し予約場所へ駐車
4.帰りはアプリで車を呼び出し
5.出口まで車がお出迎え
と、大まかに説明するとこんな感じ。
この自動駐車場の一番のメリットは、駐車する場所を探す手間と時間が省けることなのだ。
確かに、大型駐車場などで空き場所が見つからず、ぐるぐる探しイライラした経験は私(reina)にも覚えがある。
そういう面では、この「自律型駐車場」に大いに期待したい。
いつできるの?
この「自律型駐車場」だが、フォルクスワーゲンは2年以内に実現すると発表している。
日本での実現はもっと先になるだろう。
ただ、それ以前に自動走行自動車の安全面や、責任の所在などの法律面の整備が必要だろう。
元々ミッション派の私(reina)なので、自動車がどんどん自動化されていくのには疑問に思っていたが、日本は高齢化社会に伴ってご老人による誤操作の事故なども多い。
それゆえに自動走行や自律型駐車場のような便利な施設や機能は、これからの日本には必要なのかもしれない。