思わず耳を疑ってしまうようなニュースが飛び込んできた。
中国で、大学構内に迷い込んだ犬を警備員が撲殺する事件が起こったというのだ!?
一体どういうことなのか、詳細をみていこう。
瞬く間に拡散・・・
今回事件が起きたのは中国の南京市にある大学。そこに勤める2人の警備員が今回事件を起こした当事者。
2人は構内の見回り中に1匹の犬を見つけると、生徒に危害を加える恐れがあるということで、然るべき対処をとることに。
大学の広い敷地内に野良犬が迷い込む・・・ここまではなんらおかしな話ではない。気を荒立てさせぬように慎重に逃がせばいいだけの話だ。
しかし2人は何を思ったのか、犬にネットをかぶせて身動きをとれなくすると、なんとそのまま犬を棒で強打!
頭や身体に何度も棒を叩きつけた挙句、そのまま犬を殺してしまう。後の情報によると、その犬は最近子どもを産んだばかりだった・・・。
罪のない犬を一方的に殴る悪魔のような所業には批判が殺到、その様子を映した動画がSNSにあげられると瞬く間に拡散され炎上した。
The dog had recently given birth to puppies and was described as “meek” by students. https://t.co/IubERwoPnL
— Shanghaiist.com (@shanghaiist) April 10, 2018
TVでニュースになるなど大きく取り上げられることに。(こちらがその動画。あまりに見ることをおすすめしない。※中国の動画サイトに移動します。)
中国ではたびたび野良犬の虐殺といった事件が起きる。しかし、それは犬に罪はなく人間の勝手な事情で行われるもの。
今回のこともそうだ。犬が、大学の構内に入っていけないなんてルールを理解していたはずもなく、たまたま入ってきただけ。犬に殺される理由なんて1つもない。
あまりに胸が痛むこの事件。大学側は「今後手荒な方法はとらない」と言っているが、どうなることやら・・・。