迫りくる巨大トルネード
日本では、あまり発生しないトルネード。
年間では、台風がいくつか訪れることはあるが、いわゆる目に見える形での「竜巻」を目にしたことがある人は少ないだろう。
先日の4月22日。
アメリカのフロリダ州にあるフォートウォルトンビーチで発生した巨大トルネード。
そのトルネードが、徐々に迫りくる瞬間を捉えた動画が「世にも恐ろしい」と話題になっている。
それが、こちらだ。
こ、こっちくるなぁぁぁあああ!
動画なのにも関わらず、思わず叫んでしまいたくなるほど恐怖な光景だ。
初めは、遠くの方で風が強まっているような様子だったが、近づいてくるごとに竜巻の形を成していき、やがて歯止めが効かないほど威力が増し、街の一部を破壊しながら、こちらに迫ってくる。
撮影者も、居ても立ってもいられず、叫び始めた頃には、時すでに遅し。トルネードは轟音を響かせ、あっという間に目の前に!
幸いにも甚大な被害は避けられたようだが、日本でなかなか目にすることができない為、衝撃的な映像なことには間違いない。
なぜ、アメリカでは異様にトルネードが多いのか?
気になるのが、なぜ日本では少ないトルネードが、アメリカでは頻繁に起きるのか。
実は、トルネードの発生するメカニズムは現代でも完全に解明はされていないらしい。
しかし、アメリカでトルネードが発生しやすい要因はどうやら、大気の流れが不安定な地域である事に関わっているそうだ。
大気の流れが不安定な地域だと、温かく湿った空気が溜まりやすく、温かい空気は軽くて上昇しやすい為、それによって激しい上昇気流が発生しやすいのだという。
対して、日本はアメリカに比べると、大気は比較的安定している為、トルネードが発生する事は珍しいのだという。
なにはともあれ、これ以上、被害が大きくならないよう祈るばかりだ。
参照元:YouTube