孫は目に入れても痛くない、可愛くて愛しくてたまらない存在。孫の為ならなんとやら、、、祖父母というのは全てを受け入れてくれる存在ではないだろうか。
先日、オーストラリアで行方不明になっていた幼児を発見し寄り添い続けたご長寿な方が、警察から表彰されたと話題になっている。
驚くことに今回表彰されたご長寿な方は、なんと、人ではなく犬なのである!
SUCH A GOOD BOY, MAX! He stayed with his 3-year-old human who was lost near Warwick last night while we frantically searched for her. For keeping her safe, you're now an honorary police dog. ?https://t.co/QiszGFP4gg via @ABCNews pic.twitter.com/xxRc6ndeaK
— Queensland Police (@QldPolice) 2018年4月21日
オーストラリアのクイーンズランド州で幼児が行方不明に!
4月20日未明、クイーンズランド州サザンダウンズの自宅から3歳の女の子、オーロラちゃんが行方不明に。
1人で自宅を出て、森林地帯に迷い込んだのでは?と推測され、家族と警察など約100人が捜査にあたった。
無事に発見!そこには驚くべき光景が…!
翌日21日の朝、親戚が丘の上にいるオーロラちゃんを無事に発見!
な!
ん!!
と!!!
隣には、飼い犬のマックスが寄り添っているではないか!
祖母のレイサ・マリー・ベネットさんは自宅から約2キロ離れた森林の中でオーロラちゃんの声を聞いている。
家族がその声を辿ると、マックスが現れオーロラちゃんの元へと案内したというのだ。
幼児に寄り添っていた老犬は…
彼の名前はマックス。
ブルーヒーラーと呼ばれるオーストラリアン・キャトル・ドッグ。
物覚えが早く、性格は温厚。賢く忍耐力もあり、家族や飼い主には忠実なので番犬として活躍しているようだ。
寿命は13歳~15歳ほどと言われているが、マックスは御年17歳。
人間でいうと98歳のおじいちゃんということになる。マックスはというと、老化により耳は聞こえず視力も弱っているというのだ。
老犬の行動を分析
おそらく、自宅を飛び出たオーロラちゃんをマックスは後を追いかけたと推測される。
後にシドニー大学で動物行動学を研究しているポール・マククリービー教授は、
「年老いていくほどに情愛深く人間に寄り添おうとする」
と語った。
まさに、オーロラちゃんの孤独さや寂しさ、動揺全てを包み込もうと行動に出たのであろう。
すごいぞ!マックス!
クイーンズランド警察のクレイグ・ベリー警部は、
「3歳児にとっては夜間はとても怖く寒かっただろう。マックスが寄り添ってくれていたおかげで無事に助かり良かった!」
とマックスの行動を称え、名誉警察犬の称号を与えた。
twitterでは、「みんなでマックスを称えよう!」「愛で包み込んであげたい!」というような意見が見られた。
現在マックスは時の人…?いや、時の犬なのである。