処女膜再生手術を受ける女性急増中!
近年、医療の進歩はめざましく、少し前なら想像すらしなかったような手術が可能になっている。
たとえば、ICL(眼内コンタクトレンズ)と呼ばれる、角膜と水晶体の間に眼内コンタクトレンズを挿入する手術などは記憶に新しいだろう。
しかし、今イギリスでは、処女膜再生手術を受ける女性が増えているのだとか!
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イギリス保健当局の発表したデータによると、2007年から2017年までの10年間で、少なくとも109人の女性が処女膜再生手術を受けたという。
これは9つの地元医療機関が発表した数字で、患者の個人情報を保護するため数字を発表しなかった医療機関もあったことから、正確な人数は不明であるものの、この数字よりはるかに多くの女性が手術を受けたことが推測される。
手術を受ける女性の約8割は独身だが、宗教的背景はまったくない。患者のなかにはキリスト教徒もいればイスラム教徒もいるという。
彼女たちが処女膜再生手術にこだわる理由とは一体なになのか。
理想とする初体験をもう一度!
その理由はいくつか挙げられると専門家は話している。
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まず、最も多いのは、初体験が自分の抱いていた理想とは違ったケースだ。
相手であったり、その時のシチュエーションに満足がいかなかった女性が意外に多いという。場合によっては、自身がそんな形で処女を失ってしまい罪悪感にかられる女性もいるようだ。そんな女性たちは、もう一度処女に戻り、次こそは理想的な初体験をしてみたいというのである。
次に多いのは、新しい彼氏や、結婚した旦那さんとともに、初体験をもう一度迎えたいという女性だ。処女膜を再生することで、気持ちも体もリセットされ、純粋な気持ちでパートナーとの良い関係を築くことができるという。
処女膜再生手術の内容は?
実際の手術は、所要時間は約30分で、費用は約15万円前後だという。破れた処女膜を糸で縫い合わせるため、再び膜が破れる際に出血することが可能となる。
保健当局の規則として、女性は身体的理由と同様に心理的理由でも手術を受ける権利があるとされ、個人クリニックでも手術を受けることができるようだ。
実際、今日本でも、多くの美容外科でこの処女膜再生手術がおこなわれているが、英ロイヤルカレッジの産婦人科医ナオミ・クラウチ博士は、処女膜再生手術から引き起こされる臨床結果やリスクについて信頼できる証拠がまだ不足しているため、安全性については危惧している。
しかしながら、性犯罪など不本意な形で処女を喪失してしまった女性にとって、このような選択肢があるということは大きな意味があるのかもしれない。
参照元:Metro