『最高の上司』が築いた『城』で働く社員が羨ましすぎる!

カルチャー

「これが会社!?」『城』という異名をもつmoney.co.uk

今話題になっている会社がイギリスにある。それは『money.co.uk』というクレジットカードやローン、車の保険など様々な金融商品の価格比較サイトを扱う会社だ。そして会社の外観をご覧いただこう。「これが会社!?」と思うかもしれないがこれこそがまさに『城』という異名をもつ会社なのだ。

会社の内装、社員の特典、すべてが羨ましい!

城のなかへ入っていくと、氷の洞窟やゲームルーム、スター・ウォーズがテーマとなった映画館までもがある。他にもジムやヨガスタジオなどもあるがこれらは約50人いるとされる社員たちは自由に使えるのである。

これだけで驚いてもらっては困る。社員の特典はまだまだあるのだ。年に一度の社員旅行。これまでにフロリダやニューヨーク、コペンハーゲンなどへ旅行したが全額会社負担だ。それに加え最大45%のボーナスが得られるチャンスもある。そして飲むのが好きな人にはたまらない特典、ビールが無料で支給されるのだとか。社員旅行やボーナスのあとに書いてしまうと衝撃度がかなり下がってしまうが、いやいやよく考えてみると会社でビールが無料で支給されるとか、すごすぎでしょ。最近日本でも取り入れはじめた会社があるが、無料朝食というのも独身者に限らず忙しい朝には嬉しすぎる。

また社員の健康を考えてか交流をはかるイベントなのか、バスケットボールやサッカーなどのスポーツ試合も毎週開催し盛り上がっている会社なのだ。

money.co.ukさんの投稿 2016年12月16日

「月曜日会社に行くのが楽しみ!」と思える会社を造りたい!

会社の創業者であるChris Morling(クリス・モーリング)氏は『仕事をするのに最高な場所』を作りたかったと話す。多くの人は休日後の月曜日、会社へ行くことを億劫に思うのではないだろうか。仕事へ行くことを憂鬱に思うのではなく、「月曜日会社に行くのが楽しみ!」と友人たちに自慢してもらえるような会社が理想的なのだと言う。そしてデザイナーであるLaurence Llewelyn-Bowen(ローレンス)氏とデサインを考え、ビクトリア朝の城をオフィスにすることが実現化したのだ。

過去8年間の離職率は5%以下!

クリス氏はこの14ヶ月で10000スクエアフィート(930平米)のスペースを改装していった。930平米というとわかりにくいが計算すると279坪ということになる。かなり広大なスペースだ。改装前にクリス氏はまず社員に「どんなオフィスを夢みるか」ということを聞いて回ったのだ。

「立ったまま仕事をしたいという人もいれば、1人で集中して仕事がしたいという人もいた。最終的には一人ひとりが快適だと思う場所を作ることが必要だと思ったんだ。このチームは私の最も重要な資産だからね。」とクリス氏は話す。

money.co.ukでの離職率は過去8年間で5%以下だというがこれは納得の数字だ。いや、むしろわずかだが離職した人の理由が知りたいと思うのは私だけではないはずだ。これだけ会社に手厚くしてもらえると従業員もやる気に溢れ需要と供給のバランスがとれるに違いない。少なくとも私はこのような会社は絶対に成功すると思うのである。

理想の会社と言われるmoney.co.ukの城に興味がある人は社内ツアー動画をご覧ください。

参照元:TwitterMetroYouTube

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sugi

海外生活に憧れ日本を飛び出した、考えるのは苦手な即実行型。自称人生経験豊富だがフリスクの開け方をつい最近知った実は箱入りアラフォー娘。

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