道の真ん中に爆発物が!?そのなか飛び出してきたのは・・・
アメリカはテロに対してかなり厳しい対策がとられていることは皆さんもご存知のことだろう。
だが、それゆえに今回のようなおトボケ事件が起こってしまったらしい。
5月21日朝7時ごろ、アメリカ・ウィスコンシン州ミルウォーキー警察署に、「所有者不明の謎のリュックがある!」との通報が入った。
通報を受けた警官は、爆発物処理班と共に現場に駆け付けたところ、交差点のど真ん中に黒い大きなリュックが放置されているのを発見。
警戒線が張られ緊張感が増す中、爆発物処理班が処分しようと細心の注意を払って近づこうとしていたようだが・・・
その30秒後、なんと正体不明の男が自転車に乗って飛び出してきて、いきなり中身をばらまき始めたというのだ!!
うわーーっ!爆弾入ってるかもしれないのに、何でこんなことするんだーっ!!!
こちらがその様子。超急いでやってきたのか、チャリンコを乗り捨ててでもリュックに手をかけたではないか。
そのまま爆発物が入っているかもしれないパンパンのバッグから、中身をポイポイポイっと出していく!!
入っていたのは、水の入ったペットボトル、服、財布、その他こまかな雑貨など、私たちも使うような一般的なモノばかり。
そして、「爆弾なんかはいってねェよ!」と言いたげな動きで地面に放置し、立ち去って行こうとする。
しかし、まだ危険であると信じ込んでいる警官たちが、男に3人がかりでタックルをかましたではないかーーッッ!!
警察にはすっかりテロリストとして疑われ、手錠をかけられ拘束されてしまった。
残った白い服の警官が中身を見ているが、「・・・これ普通の荷物やん・・・」という心の声が聞こえてくる姿勢をしている。
現場にいた人たちの証言によると、どうやら男は普通のバッグであると証明するために中身をばら撒いていた可能性があるとのこと。
ほとんど無罪といってもいいだろうが、すでに男は逮捕されており、罪状など詳しい情報については報じられていない。
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みなさんも、不用意にバッグなどを忘れてないほうがいいかもしれない。盗まれる危険性だけではなく、テロリストに間違えられるかもしれないからだ。