国の管理下で、規則にとらわれながら生活したりビジネスをしている人たちに朗報である。
今から4年後の2022年、自由な暮らしができる独自国家が誕生するかもしれないというのだ。
ポリネシアに独自国家が誕生か!?
TechInsider creates a video about our Floating City Project and announces our search for a host country to grant the…
独自国家開発プロジェクトの主となるのは、PayPal(ペイパル)の創業者であるピーター・ティール氏たちによって設立された非営利団体Seasteading Institute(シーステディング・インスティテュート)。
かねてより、Blue Frontiers(ブルーフロンティアズ)やフランス領ポリネシア政府と提携を結んで開発を進めており、2022年には、この「フローティング・アイランド・プロジェクト」は人工島として完成する予定だという。
独自の暗号通貨『Varyon(ヴァリオン)』
1st Place (Two entries tied for first place)
Artisanopolis
Submitted by Gabriel Sheare, Luke & Lourdes Crowley, and Patrick White (Roark 3D)
この新国家には300戸の住居が建設される予定で、総工費用は約55億円だといわれている。
現在、約193の国家体制のもとで約76億人が生活し、約180種類の通貨が使用されているが、ここでは既存国家による規制は一切入らない。
この新国家では独自の自治政府がおかれ、また独自の暗号通貨『Varyon(ヴァリオン)』が主要通貨となるというのだ。
ブルーフロンティアはこのプロジェクトの建設資金を手に入れるため、現在7~8%のヴァリオンのプレセールをおこなっている。
浮島での商品購入はもちろんのこと、ビジネス登録や土地を購入するのにも利用できる通貨ヴァリオン。6月には公開販売が開始されるというので、興味がある方はコチラからチェックしてみよう。
安定した生活を送るのに最適な国家
また、このプロジェクトは気候変動にも対応しているという。気候の変動に伴い、ポリネシア海域の海面が上昇しても、もちろんこの人工島は沈むことはない。
特定の政府形態に縛られず、気候変動や為替変動に左右されない安定した生活を送りたい人にとって、夢のような国家なのかもしれない。