あまりの臭さに嘔吐・失神
暑い季節が到来し、そろそろデオドラントに気を使い始める人もいらっしゃるのではないか。入浴や制汗剤、匂い消しなどで対策をとっていることだろう。
しかし迷惑なことに、世の中には身だしなみに一切気を払わない人々もいる。
先日ポルトガルでは、そんな不潔な人が飛行機に搭乗してきたせいで、なんと緊急着陸する事態になってしまったという!
皆さんは「えぇ・・・臭いだけで?」とお思いだろう。今回現れた迷惑客は、なんと数人の乗客が吐き気を催し、失神するほどの悪臭を放っていたのである。
▲トランサヴィアの飛行機のイメージ
この事件が起きたのは、5月の終わりのこと。
オランダの格安航空会社「トランサヴィア」の航空機がアムステルダムスキポール空港からグラン・カナリア島へ飛び立とうとしていた時のこと。
そこに搭乗してきたのは、信じられないほどの悪臭を放つ不潔な男性客。
離陸と同時に、耐えられなくなった客の中から体調不良を訴える声が続出し、やがて嘔吐や失神をする客が現れだしたという。
一刻も早く飛行機から突き落としたい気持ちだったに違いない。その中での客室乗務員は、汚い男性をおろすまでトイレに閉じ込めておくという措置を取った。
間もなく同機はポルトガルのファロ空港に緊急着陸し、悪臭男性は医療関係者に誘導され、待機していたバスに乗っていったという。
当時同乗していた男性客によると、「まるで何週間も風呂に入っていないような耐えがたい悪臭だった」とのこと。更に、健康上に何かしら問題がありそうなレベルの異臭だったと話す客もいる。
とはいえ、搭乗前に酷い悪臭を放っていたことに気づかなかったのだろうか・・・。異常に不潔な身だしなみもまた、迷惑行為の一つとして輸送規定に加わりそうである。
参照元:Daily Mail