【皮肉】カナダのフードフェスでウィンナーが浸かっているオシャレすぎる水が売られる!

アート

ちょっと油っぽい水やんけ!

世の中にはインチキ商品というものが山ほど現れているが、オシャレなインスタグラマーがちょちょいっと宣伝しただけで、ついつい買っちゃうなんて人も多いはず。

では、このオシャレ新商品はいかがだろうか!?

その名も、ホットドッグ水!!

こちらの商品は、6月17日にカナダ・バンクーバーで行われたイベント「カーフリーデー」の中で販売されたものだ。

通りが歩行者天国となり、人々で埋め尽くされる中・・・ひときわ目を引いたのがこのホットドック水。ウィンナーを茹で、そのホカホカの茹で汁をペットボトルに注ぎいれただけのものである。

お値段は、なんと約3143円($38)。いや、高ェ!

これが売られていた店頭には、商品をこのように紹介している。

効率的な水分の吸収に役立つ豊富なナトリウムを含み、脳を活性化させ、摂取した人を若々しく活動的にします。筋肉疲労を緩和する、ワークアウト後にピッタリのドリンクです!

チェリーがケーキの上にのっているように、全てのボトルに一本ウィンナーがはいっております!

ペットボトルに一本だけ入ってるところはシュール極まりない。他にも、低糖質ダイエットにも有効であると謳っているとか。

・・・そろそろ気づいている読者様もいらっしゃることだろうが、これはあくまで一種のパフォーマンスとして催されたものだそうで、本気で売っているわけではないという。

現代のマーケティングへの皮肉を込めて

昨今では、科学的に裏付けがなくても「スーパーフード」といわれたりして、多くの人々が買ってしまう。これを皮肉ったというアーティストのダグラス・エヴァンス氏は、コンセプトをこの様に語っている。

ホットドック水を見て生まれる違和感によって、消費者がきちんと批判的な目を持ち、買うか買わないかを選択するようになってほしい。

印象的なマーケティングによって、科学的な根拠がなくても人々はすぐに買ってしまう傾向があります。

エヴァンス氏は、人を惹きつけるオシャレな外見でありながら、あえてホットドック水というおかしな商品を作ることによって、違和感を持たせたのだ。

日本でも、”誰でも痩せる”とか”最新健康法”と謳う怪しげな商品が一時期大きく出回った。少し考えればインチキであることがわかるというのに、これによって多くの人が買っていたようにも思える。これもまた、商品の魅力よりもマーケティングが勝利した最たる例と言ってもいいかもしれない。

 

参照元:InsiderInstagramTwitter

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