なぜトランプさんを・・・!?
みなさんは、神といったらどんな顔を想像するだろうか?
色々あるとは思うが、今回紹介するインド人男性が考える神は、アメリカのドナルド・トランプ大統領の顔をしているらしい。
トランプ大統領と言えば、移民対策など強硬な政策でアメリカ中に波紋を呼んでいる真っ最中である。そんな人を、はるか遠くのインドからあがめるなんて・・・一体なぜなのだろう・・・?
このトランプ教を広めているのは、ブッサ・クリシュナさん(31)。彼にとって、トランプ氏は絶対不可侵の神であるという。
インド・テランガーナ州にある小さな村で、クリシュナさんは家族や友人と共に1日に何度もトランプ大統領へ祈りを捧げている。
両手を合わせ、頭を下げ、ティーカと呼ばれる赤い粉を額につける。これは、ヒンドゥー教の伝統的な礼拝儀式であるプージャと呼ばれるものだ。
彼がトランプ教をはじめたのは、インド人ソフトウェアエンジニアが、アメリカ海兵隊の兵士によって殺害されてしまった事件がきっかけだった。
これを人種差別が生んだヘイトクライムと見ており、その原因はトランプ氏の政策のせいであるとクリシュナさんはいっている。
この事件にはとても心が痛みました。トランプ大統領と彼の支持者に、愛の力がどれだけ重要かを見せつけ、インド人の素晴らしさを分かってもらいたいのです。
私たちの祈りが、いつの日かトランプ大統領に届くことを信じています。
クリシュナさんはどうやら、トランプ氏を神に仕立て上げ愛の力を届けることで変わってほしいと考えているようだ。・・・どういう思考回路で神に仕立て上げようと思ったんだよ・・・。
こうして祈り続ける他にも、半年かけてトランプ寺院を作ろうと計画したり、毎日トランプ大統領の写真を持ち歩いたりしているという。
そのせいで、家族や友人からは「精神科にかかったほうがいいんじゃないか・・・」とか「強迫観念に取りつかれてるんだ・・・」と心配する声が上がっていたとか。
何かと世界で話題を呼ぶトランプ氏を、インドのスピリチュアルパワーで変えられたら素晴らしいものだが・・・。