1/10000なのに!?
公園や野原に遊びに行ったらよく生えている、シロツメクサ。幼いころ、その中から四つ葉のクローバーを探し当てる遊びをしたこともある人もいるだろう。
四つ葉のクローバーは見つけると幸せをもたらすという言い伝えがあるが、それもそのはず、発見する確率は1/10,000ととても低い。
だが今回、アメリカに住むわずか10歳の女の子が、166本もの四つ葉のクローバーを探し当て、ギネス記録を樹立したのである!
なんてこった!彼女には特殊能力があるのか!?
ギネス記録を樹立したのは、アメリカ・バージニア州在住のケイティ・ボルカちゃん。
6月24日、彼女の自宅裏庭にギネス審査員が集まり、1時間のうちにどれだけ多くのクローバーを探し当てられるかが計測された。
それまでギネスにはそういった部門がなかったというが、今回特別に1時間に25本以上見つけられることを前提条件とし、審査に当たったという。
ビニール袋の中に詰められたクローバーの数を数えていく予定だったようだが、ケイティちゃんは、最低条件である25本をわずか7分で見つけ出したというのだ!
更に恐ろしいことに、ケイティちゃんの初期の目標であった154本を驚異的な速度で発見し、最終的に166本ものクローバーを袋の中に入れたのである!!ペースがほぼ草むしりである。
こうして、ケイティちゃんはギネス世界記録を樹立。審査員はこの超能力に腰を抜かしたに違いない。
過去には九つ葉のクローバーも
ちなみに、過去にはもっと希少な五つ葉のクローバーや、九つ葉のクローバーも発見したことがあったという。数億分の一の確率だというのに・・・。
ケイティちゃんはこの場所以外でも、シロツメクサが生えている原っぱならどこでも大量発見できるそう。だがどうやってクローバーを発見しているのか、ご両親は今でもわからないのだというが、地元メディアの取材に対しこのように語っていた。
「うちの近所には放し飼いにされているニワトリがいっぱいいて、そのフンによってシロツメクサが突然変異を起こすとケイティは信じているそうです。」
これは科学的に実証されているわけではないが、ケイティちゃんが四つ葉のクローバーがたくさん生えている場所を見分けることができる、不思議な能力を持っていることは間違いないだろう。
なお、正式な受賞は長い事務処理を経て3ヶ月後となる模様。
約7万円(650ドル)支払えばその手続きは省略されるというが、本人やご両親はそこまでする気はないそうだ。