【全米が泣いた!】米トイザらスが70年の歴史に幕!最後のメッセージが泣けると話題に!

カルチャー

さよなら、トイザらス

ちびっこなら誰もが喜ぶおもちゃキングダム、「トイザらス」。

1948年の創業から多くの子供達に笑顔を届け、世界中で愛されてきたお店である。しかし、アマゾンやウォルマートなどに押され業績が悪化し、2017年にアメリカ本社が経営破たん。

そして、6月29日にアメリカにあるすべての店舗が完全閉店した。

それまであった公式サイトはシンプルになり、このようなメッセージが残されていた。

▲トイザラス公式サイトのキャプチャ

遊び続けて!
「素晴らしい旅を共に過ごせた皆さん、一人ひとりに感謝します!
お父さんとお母さんの世代、またはおじいちゃんおばあちゃんの世代、おばさん、おじさん、兄弟や姉妹、カウチクッションの宇宙船を作ってくれたみんな、ヒーローの冒険をつくってくれたみんな、ベトベトした良くわからないアレを開発してくれたみんな、すべての方に感謝します!
一つだけ約束させてください。大人になんかならないで!遊び続けよう!

トイザらスでお馴染みのマスコット、ジェフリージュニアが横で微笑んでいる姿は、かつてキッズだった多くの大人たちに切なさをもたらしていることだろう。日本法人はまだまだ頑張っているというに、筆者までもついつい涙がちょちょぎれてしまった。

こうして多くのアメリカ人が別れを惜しむ中、衝撃的な事件が発生した。

えぇっ!?1億円分のおもちゃがすっからかん!?

6月28日、アメリカにあるトイザらスのすべての店舗で、閉店に向けたクリアランスセールが始まっていたという。

▲トイザらス ローリー店

ノースカロライナ州ローリーに住むジョージ・ハウスさんという男性も来ていたようだが、店舗がなぜか閉まっており不思議に思ったそう。

店頭の張り紙を見ると、なんとそこには「すべての商品が買い占められたため」とあったのである。

地元メディアが従業員に取材したところ、謎の人物によって、100万ドル(1.1億円相当)のおもちゃがすべて買い取られ、慈善団体などに直接送られるように手配されていたというのだ!

そのため、この店舗は急遽セールを取りやめ発送作業に追われていたとのこと。なお、買占めを行った人物については一切明らかになっていないという。

一体どこの億万長者なのだろうか・・・?営業最終日にこんなセンセーショナルなことをしでかすなんて、本当に遊び心と優しさがあふれているな~。きっとトイザらスに夢と愛情をもらって育った人物なのだろう。

例えお店がなくなっても、これからも多くのアメリカ人の思い出の中にトイザらスは生き続けるに違いない。

大人になんかならないで、遊び続けようぜ!

 

参照元:ToysrusCBS17.comGoogle Map

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