トルコのカフェにライオンが!
いま、トルコにあるカフェが動物愛護団体から非難を受けている。
なぜなら、そのカフェは外来種の動物を店内に展示しているというのだ。
こちらが店内の様子である。
カフェにラ、ライオンっ!?
小さな女の子がガラス越しに展示されているライオンと並んで歩く姿には、驚きを通り越して違和感をおぼえる人も多いだろう。
なにより、カフェを訪れる客の娯楽のために、ライオンをこんな劣悪な環境下のもとで飼育していることに抗議が寄せられているというのだ。
インコ、フラミンゴにクロコダイル…
実は、このカフェではライオン以外にも多くの外来種の動物が展示されている。
このように、インコやフラミンゴ、クロコダイルまでもが飼育されているのである。
これは動物虐待か?合法か?
7月4日、動物愛護団体の抗議を受けた調査チームがカフェに足を運んだ。
ライオンの展示の横にはこんなメモが張られていたという。
僕はアンタルヤの動物園で生まれたんだ。でも両親が死んだから人間に育てられたんだ。このリハビリセンターのオーナーだよ。この下には僕用に大きな檻があるけど、時々上がってみんなに会いにくるんだ。
地元メディアによると、カフェは動物を飼育するにあたってすべての許可が取れており、適切な環境で飼育できる問題のない構造になっていると調査チームが発表したという。
これに納得のいかない動物愛護団体は、商業目的で動物を利用しカフェを宣伝していると主張し、現在カフェを閉鎖するようにオンラインキャンペーンを立ち上げた。両者の言い分が真っ向から対立するこの問題、収束するには少し時間がかかりそうだ。
実際にカフェを訪れた人はどう感じるのだろうか。