仲間意識の低い猫が仲間を懸命に運ぶ
もともと、猫は群れずに単独生活をする動物のため、仲間意識は低いといわれている。
しかし、この姿をご覧いただきたい。(※死んだ猫が映っているので閲覧注意です)
動画は7月2日、中国・黒龍江省のハルビンで撮影されたものである。
すでに息絶えた仲間を、懸命に運ぶニャンコ。ここにいては危ないと直感的に感じたのだろう。安全な場所を求め、停車してあった車の下に共に身を隠したのだ。
仲間を安全な場所へ
猫は、離れてしまった家族や仲間のことを、1ヶ月もたてばさっぱり忘れるというくらい淡白な性格だと知られている。
しかし、こんなシーンをみると、やはり仲間意識がないわけではないと感じさせられる。
「猫は死期が迫ると姿を消す」というのは有名な話である。
明確な理由は定かではないが、自分の身体が弱ったとき、自然の本能が残っている猫は他の動物の攻撃対象になるのを防ぐために、安全な場所に身を潜めるといわれている。
今回のニャンコがとった行動も、息絶えた仲間を安全な場所に運びたい、ただそのおもいだけだったのかもしれない。
この記事を友達にシェアしよう! /
あなたにおすすめ