W杯で注目されるのは、なにもサッカー選手だけではない!?
残すは決勝戦と3位決定戦だけとなったサッカーロシアワールドカップ。
これまでの熱すぎる試合の数々を思い出すだけで、ごはん3杯はいけるedamame.編集部のまつやまです。くぅ~!
そんな試合の中で、サッカー選手ではなく、それを撮影するカメラマンがとった行動に注目が集まっている!
選手の下敷きになりながらもシャッターを切り続けたカメラマン
ことが起こったのは準決勝イングランド対クロアチア戦。
前後半戦って1対1の同点で迎えた延長後半4分、クロアチアのマンジュキッチ選手が決勝ゴールを決めた直後、歓喜に包まれるクロアチアの選手たち。ベンチにいた控え選手も飛び出してきて喜びを爆発させた!
しかしあまりに興奮した選手たちは、ゴール裏の看板を押し倒し、その後ろにいたカメラマンもろ共ピッチに倒れ込んだのだ。
カ、カメラマンのひと大丈夫!?っと思った次の瞬間、そのカメラマンはその場から逃げだすどころか、その場でカメラのシャッターを切り続けていたのだ!
そしてその時とられた写真がこちらだ!
Some images of the dramatic celebration of Croatia's second goal against England during the semi final of the world cup #FifaWorldCup2018 #EnglandvsCroatia #CRO #CROvENG #CROENG #RussiaWorldCup2018 #Russia2018 #Rusia2018 #Nikon #CroaciaInglaterra pic.twitter.com/4wTwObDT8t
— Yuri Cortez (@YuriYurisky) 2018年7月12日
なんちゅう至近距離!なんちゅう迫力なんだ!
歓喜と熱気を閉じ込めたような素晴らしい写真ではないか!これも逃げ出さずにシャッターを切り続けたからこそ生まれた写真だろう!
これぞ、だましぃ(魂)!カメラマン魂!
Mario Mandzukic crashed into photographer @YuriYurisky while celebrating the goal that sent Croatia to the #WorldCup final ?? pic.twitter.com/jhGgbozP37
— B/R Football (@brfootball) 2018年7月12日
このカメラマンの男性は、AFPメキシコのチーフフォトグラファー、ユーリ・コルテスさん。
この後、我に返った選手たちがコルテスさんを抱き起し、気づかう姿も見られたが、当のコルテスさんは満面の笑み。選手たちの喜びがコルテスさんにもうつったのだろうか。
彼のこの行動、そして写真は世界中から賞賛された。
ワールドカップは4年に1度のサッカーの祭典。そこに出場できるのは一握りの限られた選手のみ。そしてそれを伝えるカメラマンも超一流ということだろうか。
コルテスさんには残り少なくなったワールドカップを、余すところなく写真に収め、伝えてもらいたいと思う!