鳥たちは至って真面目だけどジワジワくる
自然界において、求愛をする動物たちは様々な生態を見せてくれる。美しい声で泣いたり、木の枝などであずまやを作ったり・・・それぞれ愛らしくかわいらしい。
そんな求愛行動をする動物の中で特に注目されている動物がいる。その名も、パタゴニアカイツブリ。
湖や沼地に生息する鳥の一種だが、絶滅が危惧されており、現在世界で800羽ほどしか確認されていない幻の鳥となっている。
そんなパタゴニアカイツブリの不思議な求愛ダンスを捉えた貴重な映像を発見したので、ご覧いただきたい。
この映像は、国際環境NGO団体「バードライフ・インターナショナル」がアルゼンチン・サンタクルーズで捉えたものだ。
一匹がぐぐ~~~っと後ろにふりかぶり、ジャポン!と潜水。もう一匹は低めの姿勢をとり後ろに羽を広げ、オスの動きを注視。
そしてお互いが向き合うと、白い胸をくっつけあってヒョイヒョイヒョイヒョイヒョイヒョイヒョイ!と激しいヘドバンを披露!これで相性を見極めているのか~~っ!!
更に首をギュッと伸ばして、リズムをあわせながら首の動きをシンクロさせる!まるで情熱的なアルゼンチンタンゴのようだ。
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とても面白く可愛らしい生態に、多くのネットユーザーが驚きを隠せなかったよう。「笑いが止まらんww」「真似したくなるわ!」といったコメントが相次いでいた。
パタゴニアカイツブリの絶滅を防ぎ、この貴重なダンスをこれからも見守っていけるよう、環境保全を支援していきたいものである。
参照元:Youtube