シマウマをねつ造する動物園
シマウマは、動物園で多くの人気を集める動物だ。特徴的な模様を持ち、来園するちびっ子たちのアイドルと言っても間違いない。
しかしエジプトのとある動物園が、オープンに向けてシマウマを一頭だけ用意できなかったらしい。
その事実を隠そうとした何者かが無理やり対処した結果・・・動物園を訪ねてきたある学生が、衝撃的な姿で発見したというのだ!
それがコチラだ!
Extra Newsさんの投稿 2018年7月22日日曜日
真っ白な生き物に、明らかにマジックペンかペンキで塗ったかのような縞模様が描かれている。
シマウマに近づけるために毛も短く刈られており、インクのせいで健康に害が出ているのか、心なしか元気がなさそうに見える。
この痛ましいロバを発見したのは、エジプト・カイロに住む大学生、マフムード・A・サーハンさん。
彼は6月21日、カイロ中心部にある公園「インターナショナル・パーク」にオープンしたばかりの動物園に来ていた。
最初は楽しんでいたようだが、その矢先、シマウマゾーンでこの偽シマウマを発見。暑い気候の中、塗料の成分が汗で溶け、目に入って痛そうにしていたという。
Extra Newsさんの投稿 2018年7月22日日曜日
この偽シマウマの姿がフェイスブックに投稿されると、一瞬にして7000人もの人々にシェアされ、大きな注目を浴びることとなった。多くの人が「変なの!」と笑うようなコメントを残していたようだが、「酷い」「かわいそう」といったコメントも散見された。
Extra Newsさんの投稿 2018年7月22日日曜日
これを受け、地元カイロのメディア「NogoumFM」が現地へ向かい取材を敢行。
複数の他の画像を投稿すると、専門家の意見によってこの偽シマウマの正体はロバであることが発覚した。
同メディアがこの件について動物園に直撃すると、関係者は「悪意のある噂を流されている。」と全面的に否定。詳しい真相について語られることはなかった。
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白いロバに縞模様をぬってシマウマに見せかけるなんてまるでギャグ漫画のような話だが、実際に体にインクを塗られていると思うと、健康面がとても心配になってくる。
なのに、これだけの騒ぎになったマフムードさんの投稿から数日たった後も、シマウマの柵にロバがいることが他のユーザーによって確認されている。こんなふざけた真似はどうにか辞めて欲しいものだが・・・。