ジェシーくん、そんなこと言っちゃダメ!
ネコが高い所に上って降りられなくなるように、インコも降りれなくなっちゃうことがあるようだ。
8月14日、イギリス・ロンドンの消防署がツイッターで、とあるインコを助けた事をツイートした。しかし、そのちょっとズッコケた内容から、世界で評判になっているという。
なんと、せっかく助けてくれた隊員さんを・・・口汚く罵っていったのである!!
Parrot owner: To bond with her say 'I love you'
Firefighter: 'I love you'
Jessie the Parrot: 'I love you'
Jessie then turned the air blue & flipped the firefighter the bird. Read the story of the potty-mouthed parrot in Cuckoo Hall Lane https://t.co/Th2nlVkOJ8 © @PaulWood1961 pic.twitter.com/FSRCElx80V— London Fire Brigade (@LondonFire) 2018年8月14日
同署の報告によると13日、ロンドン郊外のエドモントンの民家の屋根の上で、ルリコンゴウインコのジェシーが降りられなくなってしまっていた。
説得の甲斐なく3日が経過した後、心配した飼い主さんは、動物虐待防止協会に通報して助けを求めたという。だが、職員さんが呼びかけてもジェシーは降りてくることはなく・・・最終的に、消防に救助をお願いすることとなったという。
梯子をのぼってジェシーと顔を合わせると、消防隊員さんが警戒されないように「アイラブユー」と優しく声をかけた。するとジェシーも「アイラブユー」と答えてくたというが、その直後に汚い言葉を次々と話しだしたのだ!
何を口にしたかについては報告に書かれていなかったが、どうやら汚い言葉を言って面白がっている様子だったという。飼い主さんたちがケンカをしているときの声を真似ていたのか、公にできないほどの問題発言だったのだろう。
Firefighters were called by the RSPCA to a pet parrot stuck on a roof in #Edmonton for three days. Read the story of the potty-mouthed parrot in Cuckoo Hall Lane as told by Watch Manager Swallow here: https://t.co/Th2nlVCq7I © @PaulWood1961 pic.twitter.com/83ykYNpLvh
— London Fire Brigade (@LondonFire) 2018年8月13日
更になかなか捕まってくれないジェシーに対し、隊員の男性は、飼い主2人の母国語であるトルコとギリシャの言葉でも声をかけてみたというが・・・それでも降りてくれなかった模様。
とはいえ、一通り隊員さんを罵りまくると、すっきりした様子で羽ばたき始め、飼い主さんの元に戻ったのだとか。
当初は3日も屋根の上にいたため怪我の懸念もしていたようだが、特に傷などはなかったという。無事に帰って来てくれて何よりであった。
Jessie the parrot in now home safe & sound with her owner and she had this to say to the firefighters who came to help her in #Edmonton https://t.co/Th2nlVCq7I pic.twitter.com/3ABkzH2nHY
— London Fire Brigade (@LondonFire) 2018年8月14日
後日、飼い主さん一家からはお礼の動画が届いたという。「助けてもらったんだから何か言う事あるでしょ?ありがとうは?」と飼い主さんに言われると、ジェシーは「・・・ありがと」とお礼をしてくれた。
飼い主さんに怒られたのかしょんぼりしている姿もまた可愛いが、もうみんなを心配させちゃダメだぞ、ジェシー!