【ブッダパワー】アメリカの街に仏像を置いてみたら治安が82%も改善された!?

カルチャー

キリスト教の国なのに治安が改善?

皆さんがお住まいの地域の道端にも、お地蔵さん、道祖神、祠などはあるだろう。

これらのものがあると、なんとなく神様が見ているから悪いことをしちゃいけない!という気分にはならないだろうか。

こうした感覚はアジアだけのものと思われがちだが、アメリカのとある街で同様の祠が建てられたところ、なんと82%も治安が改善されたというのである。

キリスト教の国であるアメリカではなかなか信じがたい話ではあるが、地域住民の間では好評なのだとか。

上の画像が実際に設置されている祠の様子である。

設置されているのは、カリフォルニア州オークランドにある閑静な住宅街。かつてこの場所は、麻薬取引や強盗、売春などの違法行為が横行する治安の悪い街だった。

そんな中、5年前、地元に住むダン・ステーブンソンさんという男性が、60cmほどの小さな仏像を買い、自宅前にある道路のカーブに置いてみたという。

すると、まず初めにポイ捨てが減り、不思議と掃除をする人まで現れた。更に、壁からは落書きが消えたうえに、麻薬を売る人間や売春婦はどこかへ去っていったというのだ。

今となっては、地元のアジア系の仏教徒がお供え物やお花で飾り付けたおかげで、小さなお寺と化している。

また実際に、警察が発表した統計にもその仏像効果は表れていた。

2012年から2014年にかけて、窃盗事件は3件に、麻薬や売春の逮捕者は0人になり、総合して犯罪件数が82%も減っていたという。

仏像を設置したスティーブンソンさんは白人であり、仏教徒でもない。また、地元住民にも仏教を信仰する人は少なかった。地元メディアの取材に対し、彼はこのように話している。

今となっては、祠は地域住民の象徴と化しています。
ここに住む人々はは仏教徒ではないにも関わらず、この祠の前に集まっておしゃべりをしたり、犬の散歩を兼ねてお参りをしていきます。
ここは人々の憩いの場になりました。とても素敵だと思います。

気まぐれで置いた仏像には、宗教や人種を越えて自然と人が集まってきていた。

もしかしたら、仏像には悪い心をよけ、良いものを引き寄せるパワーのようなものがあるのかもしれない。

 

参照元:Google MapYoutube

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