災害時、最も困るのは「トイレ」
2018年9月、過去25年で最大規模とも言われる台風21号が西日本を直撃し、その直後には北海道胆振(いぶり)地方を震源とする地震が発生し、最大震度7が観測された。
自然災害が立て続けに起きる今、災害対策をもう一度見直す必要があることは誰しも感じているはずだ。
今回の台風や地震では、広い地域で停電や断水となり、ライフラインの欠如によって多くの混乱を招いているという。
そして、そのなかでも最も困るのが「トイレ」だというのだ。
トイレに行く回数を少なくするために飲料水を控えるという人もいるようだが、それはこの季節、危険行為でもある。熱中症にならないためにも水分補給は怠ってはならない。
災害時のトイレの使い方さえ知っていれば、そんな心配をする必要はないのだ。
停電・断水のときのトイレの流し方
そんななか、芸人の佐藤満春さんのツイートが拡散されまくっている。
9月6日のこちらの投稿で、停電時や断水時のトイレの流し方をメーカー別で紹介しているので、ぜひご覧いただきたい。
メーカー別
停電時の水の流し方です。一回見ておくだけでも違いますので是非。パナソニックhttps://t.co/da2AD1OWCW
— 佐藤満春 (@satomitsuharu) 2018年9月6日
ここで自宅のトイレがどのタイプなのか確認をし、手動で便器を洗浄する方法を知っておけば、電気が通っていなくてもきちんと排水することが可能だ。
水は基本的にペットボトルを常備しておく、もしくは湯船に水を溜めておくなど断水時に備えておくことが前提である。
他にも、簡易トイレの作り方なども紹介しているので、あわせて覚えておきたい。
断水時の対策は東京防災のこれかなりわかりやすいです。簡易トイレの作り方も是非見ておいてください。 pic.twitter.com/yI9PWiFdHo
— 佐藤満春 (@satomitsuharu) 2018年9月6日
SNSで知識の共有を!
名誉トイレ診断士という異名を持つ佐藤さんだが、正直芸人さんとしての知名度はイマイチかもしれない。
しかし、今回のツイートは俳優のムロツヨシさんがリツイートしたことで多くの人に届いたという。
名誉トイレ診断士 どきどきキャンプの佐藤光晴さん @satomitsuharu にショウルームにお越しいただきました!https://t.co/La7UMzmY8X pic.twitter.com/VOn5NPbPhs
— Panasonicの「すむすむ」 (@sumai_panasonic) 2018年9月5日
このようにSNSを通じて知識を共有することは、今後さらに重要になってくるに違いない。特にSNSの使えない高齢者の方々にとっては周囲の手助けが必ず必要になるはず。
みんなで助け合い、1日も早いライフラインの復旧を目指したいものだ。