感染症リスクが一気に上昇
教会や大聖堂は神様への祈りの場所。しかし、アイルランドの教会には夜な夜なドラッグ中毒者が集っているのだとか・・・。
更にその理由というのが、救済を求めているわけではなく・・・注射器を洗うためだというのだ。もはや世も末である。
今回問題となっているのは、アイルランド西部の都市リムリックにあるセント・ジョンズ大聖堂。
ココでは近頃、聖水で注射器を洗おうとするドラッグ中毒者らがたびたび目撃されているという。
聖水は、本来手につけて身を清めるために置いてあるもの。大聖堂には近隣のお年寄りがキャンドルを灯しに訪れるというが、中毒者が現れるようになり、嫌悪する声が続出しはじめている。
また、多くの人が水に触れるため、血が付いた注射器の洗浄による感染症も懸念されているのだとか。
この大聖堂を経営するセント・ジョンズ病院でも同様の事態が起きている。なんと、警備の目をすり抜けた中毒者たちが勝手にトイレを使い、使い古した器具を捨てていくのだという。
これを受け、大聖堂の関係者は「大変受け入れがたい事です。大聖堂と病院に新しく警備員を配備します。」と公表している。
アイルランドはEUのなかでも最も若者のドラッグ中毒者が多いとされている。ドラッグの蔓延が深刻化し、大聖堂という聖域にまで魔の手が迫っているのである。
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