寿司100皿分を食べる異常な食欲
日本ではとっても身近な回転寿司。お寿司が世界で認知されるとともに、いまや世界中に店舗が存在する。
普通の人が食べるとしたらせいぜい10皿から15皿ほどだろうが、先日ドイツに、合計100皿を食い散らかした超大物が現れた。
当時店にいた人によると、彼の食欲は異常そのものだったという。寿司好きにも程がある。
問題となったのは、ドイツ出身のトライアスロン選手、ヤロスラフ・ボブロフスキーさん(30)。独バイエルン州ランツフートにある回転寿司店にて、約2083円(15.90ユーロ)分の食べ放題を利用した。
彼はその日、減量期間の最終日にあたっており、20時間何も口にしておらず空腹だったという。
こうして席に着くと、次々と皿をとり・・・とにかく食って食って食いまくった。そのままお腹いっぱいになるまで食べ続け、計100皿、8キロを平らげた。
しかも、他に有料の酒などを注文したわけでもなく、食べ放題の対象メニューだけを食べていったのである。
会計で呼ばれた店員は、大量の皿に仰天。チップ渡す前にオーナーを呼ばれてしまい、ボブロフスキーさんは入店を禁じられてしまったのだ。
これに関して地元紙の取材で、彼は「食い過ぎだから出禁だ!と言われて、つい呆然としてしまった・・・」と語っていた。ショックなのはむしろ店の方である。
その後、彼は店に対して謝罪をし、節度を持った利用を心がけると約束したという。
この話題が報じられると、ボブロフスキーさんは”寿司マン“というニックネームをつけられ、地元では有名人になってしまったのだそう。そのため、回転寿司周辺の店に行くたびに恥ずかしい思いをしているとか。
アスリートは日ごろから食費に困っていることだろう。とはいえ、お店が損しないようにきちんとお金を払ってほしいものだ。
参照元:The local.de、Facebook